水面につけた顔
おはようございます、ねこマスタ〜です。
関東はこの1週間くらい猛烈に暑かったです。
市場は相変わらず冴えません。
何しろ利上げ真っ只中ですから。
で、今年になってから特にSNS界隈で相場から退場する人の声を聞きます。
水面につけた顔
麻雀やる人なら知っているかもですが、この表現は雀鬼桜井章一氏の本や漫画に出てきます。
洗面器から最初に顔を上げたやつが負けるとも書かれてます。
SNS等でもう退場します、さようならみたいな書き込みを見ていると、あぁ顔を上げたんだなあと。
が、しかし
人の行く裏に道あり花の山
これは有名な相場格言ですが、次々と顔を上げる人が出る中、安く拾っている人もいるということです。
バフェットですよね。
そう考えると顔を上げなくても済む態勢というか状況を作っておくことが大事なんだろうと。
顔を上げずに済ますには
余裕がなければいけない。
たぶんこれが一番の要素だ。
- なけなしのお金でやっている
- レバレッジをかけている
- 一点集中投資
- 業者に勧められるままやっている
おそらくこんなところだろう。
これはギャンブルと言っていい。
最近ではBitcoinをレバレッジ運用していた会社が破綻したけど、プロでもこんなことをやっている。
僕も信用取引で追証かかったり、FXで強制決済されたりした経験があるけど、余裕なんてなかった。
お給料なんてそう簡単に増えないのに、なぜか投資になるとすぐに増やそうとしていたんですよ。
今はこれが変なことだと解ります。
当時は全く理解していなかった。
だからその頃の僕は、なけなしのお金にレバレッジをかけ一点集中投資をしていた。
でもこれで資産が増えるわけがない。
現物なら放っておけばいい
追証やレバレッジをかけて資金がショートしそうな人が退場するのはしょうがないが、現物で単に含み損になっているだけなら放っておけばいい。
一旦損切りしてあらためて買い直せばいいという評論家もいるが、大体買い直した場合、損切りの値よりも高くなる。
だったら放置で全然問題ない。
それが出来れば誰でも億万長者になれるだろう。
だから一番堅いのは今回みたいな下落時に買い、あとは放置か適当なところで換金するかだ。
バフェットのやっていることだ。
あとがき
相場が下落するのは当然あることで、以前の僕はその度に水面から顔を上げてギブアップしていた。
なかなか学習しなくて同じことを何度も繰り返していた。
今振り返るとホントもったいなかった。
何回も全資産を吹っ飛ばすって才能なさすぎ。
微妙〜。
急がば回れを実践できるようになっただけ良しとするか。