サイドFIREを真剣に考えることにした【2000万円で】
こんにちは、ねこますた~です。
最近FIRE関連のYoutubeなんかをよく見ています。
で、生活費が低い僕なんかだと、もう少しでサイドFIREが出来るところまで来ているのが分かった。
それで、サイドFIREを真剣に考えることにした。
サイドFIREという考え方
前回、半分働くセミリタイアの記事を書いたんだけど、これ実はサイドFIREと呼ばれるもののようです。
普通に考えるセミリタイアは不労所得だけで生活費を賄うものなんだけど、これだと僕の場合3600万円ほど必要になって、とうてい無理なんですよ。
けれどもけれども、自分の目指しているのはサイドFIREだったんで、ちょっと足の出るところは働いて賄えばいい。
僕が銀行員だったころ、55歳で福祉の道に進むと言って退職した先輩がいたのだけど、その人は昇進のレールから外れた人だったが、年収1000万円くらいはもらっていたはず。
で、僕の指導係でもあったので、よく話をする機会があったんだけど、「子供も成人して夫婦二人だから以前からやりたかったことをやるんだ」と言っていた。
これって、いま思うとサイドFIREだったと思う。
まだ20代だった僕は「生活大丈夫なんですか?」なんて思ったけど、当時の年金は60歳から受給できたから余裕だよね。
福祉の仕事だってボランティアじゃなくて、お給料がだいぶ下がるってだけだから。
いま冷静になって考えてみれば、先輩が何の計画性もなく決断するはずがないんだなあ。
なぜサイドFIREをしようと思うのか?
一番の理由は持病。
50を過ぎるとたいてい誰でもどこか悪いところがあると思うけど、僕もフルタイムでデスクワークをするのは年々厳しくなってきた。
たぶん60歳でも難しい。
そんなわけで、残された時間を意識するようになってきました。
それに、55歳で銀行を辞めた先輩の歳に近づいてきたというのもある。
なんだか、自分の好きなことに時間を使うべきじゃないか?という思いが、ますます強くなってきた。
今の仕事自体は人間関係も悪くないので、やりやすい環境なんだけど、完全に過去のスキルで仕事している。
具体的には銀行員・自営業時代のスキル。
僕が銀行員になったのは平成初期で、今では考えられない自分のデスクでタバコを吸える環境だった。
何度も融資起案を差し戻されて非常にしごかれました。
ただ、社会人のベースはここで出来上がった。
自営業の時は、お店の立地・外装・内装・仕入れ・青色申告・メニュー・掃除ほか、全部自分でやっていたから、店舗経営のスキルはものすごく身についた。
「やってみて覚える」という感覚はとくに商売で身についた。
話し脱線したけど、今は管理の仕事で組織をどう回していくのか?みたいなことやっていて、仕事がつまらないということはないけど、自分自身にスキルを身につけたいのね。
手に職をつける感覚とでもいうのか。
サイドFIREのメリット
用意するお金が少なくていいよね。
ってことは、僕の場合FIREなら3600万円必要だけどサイドFIREなら半分の1800万円でいい。
ただ、老後2000万円問題とかあるから、キリのいい所で2000万円までは貯めることに決めている。
他にもメリットとしては、ちょっとくらい働いた方が社会との接点があっていいと思う。
けれども、接点は持つけどストレスは持たない。
これがすごい大事だと思うところ。
ある程度の資産の裏付けがあれば、生活の足しになる仕事は何でもいいと思うし、いつ辞めても構わないという心境で働けるだろう。
基本短時間の仕事中心だから、選ばなければ仕事はいくらでもあると思う。
あと、サイドFIREの最大のメリットは自分の時間が増えること。
フルタイムで働かないのだから、どうやっても自分の時間は増える。
やりたいことがたくさんある人にとっては、これは魅力的。
この問題が解消できる。
ただサイドFIREしたら、さらにやりたいことが増えるかもしれないが。
あとがき
お金というものは、どれだけ貯めれば安心ということは、たぶんない。
だからどこかで踏ん切りをつける必要があるわけだ。
多くの人は定年で強制的に踏ん切りをつけさせられる。
だけど定年でも金融資産が少ない人はいるからその場合、強制的にサイドFIREになってしまう。
僕はそうではなく、自分から主導権を取って生きていきたい。