欧州が没落していくのは分かる気がする

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おはようございます、ねこマスタ〜です。

今年はなんだかんだ言って30℃超えが4日ある。

とはいっても最高で30.2℃ではあるが。

ただ去年は何日かあった熱帯夜はない。

今年は熱帯夜にはならない気がしている。

例年より少し暑いがこれくらいなら問題ない。

冷房は一瞬涼しくていいのだけどしばらくすると頭痛がする。

そういう意味では僕にとって住みやすいのは本州の高地か北海道くらいしかない。

欧州が没落していくのは分かる気がする

パリオリンピックももうすぐ終わり。

僕は水泳と陸上が好きでそれ以外はあまり興味はない。

が、しかし。

連日ニュースでやるから目にすることになる。

なんというか、フランス必死だな。

あらゆる手を使って自国に有利になるように頑張っている感がすごい。

その余裕の無さを見ると欧州が没落していくのは分かる気がする。

でまさか陸上でそんな茶番を見るとは思わなかった。

男子100m✖︎4リレー予選。

日本は1組に入った。

決勝には各組の3着以内とタイム上位2組だ。

で日本は1組4着。

タイムで拾われるかという状況だったが全体順位4番手のタイムだった。

ん?

1組4着で全体順位4番手とは?

そう、2組目のタイムが軒並み遅かったのだ。

2組目1着の中国のタイムは1組目7着のナイジェリアよりも遅い。

でフランスはというと2組目2着。

予選3着以内なので決勝進出だが全体順位では9位だ。

これ組み分けに偏りがなければフランスの決勝はなかっただろう。

なんかこれじゃまるで1組目が決勝で2組目が9〜16位決定戦みたいじゃんと思ったわけ。

そんな感じでオリンピックを通して陰に陽にフランスをどうにかして有利にしようとする感がありありと見てとれた。

こういうの萎えるわあ。

が、しかし

これビジネスの世界では当たり前ではある。

自分たちに有利なルール作りおよび運用ってやつだ。

でもさあ、オリンピックでも同様なことをされると流石に引くわ。

この辺については以前ブログにも書いた。

結局は足掻きに過ぎない

いくらルールを変えたところで地力がなければ負ける。

だから本質で言えば自力をつけるのが王道だ。

が、しかし

それをルールを変えることによって凌ごうとする。

この時点ですでに劣勢だとも言える。

欧州が世界の中心だったのは大航海時代から第2次世界大戦まで。

その後は米国が世界の中心でそれも揺らいでいる。

欧州はEU拡大などでまとまって世界に影響を与えようとしている。

が、しかし

結局は足掻きに過ぎない。

グローバルサウスが力をつけていくのと反比例して影響力は衰えていくだろう。

ルールを変えるのもいいが本当は足腰を鍛えた方が長期的にはいいはずだ。

まあ日本が言える立場ではないのだが。

ただ日本は世界的には活力のある地域にいる。

かつては日本が高度成長で引っ張り、その後韓国・アセアン・中国と続いた。

そして今はインドやバングラデシュなど。

地理的には悪くない。

世界の中心は太平洋・インド洋にあるといっていい。

僕は欧米の考え=グローバルスタンダードみたいなのには反対なのでこの流れは好ましい。

ロシアや中国のやっていることには賛同できないが多極的な世界を作ろうという考えは理解できる。

日本は基本性善説の国でお人よしな面があるが思想面では悪くないと思う。

争うのが嫌いな国が増えるのはいいことだろう。

あとがき

僕は50代だがこれくらいでも世界って結構変わるものなのだなと思う。

生まれた時は高度成長期。
就職時がバブル。
その後は失われた30年〜40年。

日本のピークを経験した。

米国は日本のバブル崩壊やソ連解体で1強になったが中国の挑戦を受けている。

その中国もGDPで米国を抜く勢いだったのが人口減少に転じた。

そしてインドの台頭。

50数年でこれだけのことが起きている。

世界情勢とは変わりやすいものだ。

で欧州はというと1975年にサミットを始めた頃が最後の輝きだっただろう。

僕が物心ついてから欧州が世界の主役になったことはない気がする。

そういう意味ではすでに半世紀もの間、欧州は没落の危機と戦ってきたのかもしれない。