【工夫】あり合わせのもので何とかする【ブリコラージュ】
おはようございます、ねこマスタ〜です。
ブログはたいてい月・木に書くことが多いけれど、今週の月曜日は釣りに行きました。
久々の釣り日和だったんで。
35cmのサバを筆頭に11匹。
サバは煮付けと竜田揚げ、イワシはフライにしました。
あり合わせのもので何とかする
僕の尊敬する伝説の雀士桜井章一氏は書籍などでよく工夫という言葉を使っていた。
最近あまり工夫って言葉聞きませんね。
コスパとかタイパ?
なんか効率系の言葉がもてはやされているような。
情報をいかに効率的に処理するかみたいな。
でも映画を倍速視聴してそれがどうなのか?
こなしてる感がすごくないか?
逆に時間がもったいない気がするのだけど。
その経験が自分自身の血肉になる感じが全くない。
で工夫ですよ。
言い換えると、あり合わせのものでどうにかする技術・能力って感じか。
正直、こっちの方がコスパ・タイパより汎用性があっていいと思うなあ。
どんな状況になってもある程度対処できるみたいなね。
ブリコラージュ
僕はこんな風に手持ちのカードで何とかするみたいなのが好きだし、そうやって状況を克服する人を仕事でも評価してきた。
でそういうのを一言で表現する言葉って知らなかったんだけど、ブリコラージュって言うらしい。
フランスの文化人類学者レヴィ=ストロースが確立した概念のようだ。
そして手持ちのもので何とかする人のことをブリコルールというらしい。
これでスッキリした。
あり合わせの手材料で何とかすることをブリコラージュ。
ブリコラージュする人をブリコルール。
つまり自分はブリコルールでありたいしブリコラージュしていたい。
頭使うのがいいんよね。
ひと工夫しないと上手くいかなかったりするから。
そういうのをクリアした時って充実感ありますね。
なんか自分がちょっと賢くなった気もするし知恵がついたような気にもなる。
あとがき
ブリコラージュという言葉はつい最近知ったばかり。
50代後半になるまで知らなかった。
だから今まではブリコラージュ的なものを説明するのに苦労していた。
手持ちの札で何とかするんだよとかあり合わせのものでうまく乗り切るとか。
どうも上手い表現がなかった。
まさか一言で済むとは。
でもこういう言葉があるってことは、ブリコラージュが評価されているってことなんだろう。
特に日常生活でも仕事でも、お金や予算が潤沢にあるなんてことは稀なので、ブリコラージュは有用だ。
手持ち資金が少なくても楽しく過ごせるっていいよね。