なぜ西側はグローバルサウスから信頼されないのか

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おはようございます、ねこマスタ〜です。

今日も10℃以上あって暖かい日。

ただ来週からは雪も降っていよいよ冬に突入するでしょう。

今年はエルニーニョ現象で暖冬らしいので雪かきは少なくて済むことを期待しています。

なぜ西側はグローバルサウスから信頼されないのか

これにはもう色々な理由があるだろう。

ひとことで言ってしまえばご都合主義だからだ。

今のパレスチナ情勢にしてもイギリスの三枚舌外交が原因の一つになっていることは疑う余地もない。

ウクライナは米英ロが安全保障を約束したので核を放棄したが現状悲惨なことになっている。

最近聞かなくなったがグローバルスタンダードという言葉が一時期もてはやされた。

言い換えれば欧米スタンダードだ。

が、しかし

中国やインドほかグローバルサウスの影響力が増してきた今日では状況は変わってきている。

僕はこれはいいことだと思っている。

欧米の自分たちの価値観こそが最高みたいなのってホント鼻につくんよね。

別に中国が素晴らしいなんて全く思わないが、それ以外の新興国の色々な考えが反映される世界になってきたのは喜ばしいことだ。

これこそが多様性だろう。

ルールを変える西側

ノルティック複合でかつて圧倒的な王者がいた。

荻原健司氏だ。

当時の日本はジャンプで大量リードしてクロスカントリーで逃げ切るパターンだった。

これに対して欧州が複数回にわたってルール変更を仕掛けジャンプの比率を低くして日本勢が活躍できないようにした。

これは西側がルール変更した数ある中の一つでしかない。

彼らにとっては自分たちが不利になったらルールを変えるというのは当たり前なのだ。

で思う。

国家の方針や企業戦略ならそれでいいだろう。

日本もちょっとは見習ってルールを作る側になった方がいいくらいだ。

が、しかし

人の集まりという単位だとどうだろう。

不利になったらルールを変える人たち。

しかもそうすることが当然であると考える人たち。

勝手にルールを変えられてしまう人たちにはそれはどう映るのか。

間違っても尊敬の念など集めることはないだろう。

日本が西側諸国の中で比較的評価が高いのはどちらかといえばルールに翻弄される側だからだ。

コツコツ頑張るけれどいいところでちゃぶ台返しされてしまう。

だからGDPなどで見れば西側になるけれど欧米には痛い目にあってきたと言える。

それに日本人には不利になったらルールを変えればいいじゃんという考え方はほぼない。

したたかさは正直足りないと思うけれど、対人という点では美徳だともいえる。

日本人はずるいことをしないというのは結構世界の共通認識なのではなかろうか。

柔軟性が大事

今までは欧米がルールを定めてまた変更もしていた。

が、しかし

世界の中で相対的にプレゼンスが衰えていく中で今までのように振る舞うことはできなくなってくるだろう。

新興国も自分たちの有利なようにルールを作りたいはずだからだ。

もちろん日本もプラットフォーム作りには積極的に首を突っ込むのだろうがもっと大事なのは柔軟性だろう。

どんなルールになっても対応できるような。

でこれは個人レベルにも当然当てはまる。

毎年のように税制は変わるけどうまく対応するに越したことはない。

あとがき

子供の頃から欧米の自分らに都合の良いルール変更には腹が立っていた。

その頃から自分の中では賢い=ずるいくらいのイメージ。

なんか自慢げに理屈を述べる人とか見ると小賢しいぜって思ってた。

本当の力とは何なのか。

不利になるたびにルールを変えていたらそのうち行き詰まると当時から思っていた。

欧州がくすぶってきたのはそんなことも原因にあるのではなかろうか。

結局ルール変更って付け焼き刃であって真の実力を伸ばすみたいなのとは方向性が違うのよね。

その場しのぎの連続みたいなね。

でも核となる能力が失われたらルールもへったくれもないだろう。

日本はまだ決められたルールで頑張るみたいな愚直さがあるので案外製造業などは復活の芽がある気がしている。

それにグローバルサウスの国々からの評判もいいのはプラスだろう。