大きな流れには逆らえない

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おはようございます、ねこマスターです。

最近はいいお天気が続いて気分上々。

ぐっすり眠れて体調もいい。

ただ来週本州に遊びにいくけど相変わらず暑そうなんだよね。

ひょっとしたら猛暑日に当たるかもしれない。

僕の住んでる街のこの夏の最高気温は32℃くらいなので今から戦々恐々としています。

大きな流れには逆らえない

石破首相が9月7日に辞任した。

7月20日の参議院選挙から約2ヶ月。

あれだけの敗北を喫しながらここまでよく粘ったとも言える。

が、しかし。

大きな流れには逆らえない。

いわゆる大局を観るというやつだろうか。

そこを見誤ると悲惨なことになる。

石破首相には期待していたのだが残念な結果に終わった。

石破さんは参議院選挙の議席目標を与党で過半数と言っていた。

過半数は125。

ちなみに改選時議席は与党で141。

つまり現状より16議席減らした過半数を目標にしたということ。

ハードルを下げたわけだ。

なぜなら目標を達成できなかった時は責任問題になるからだ。

そりゃそうだ。

党のトップなんだから。

だからあらかじめハードルを下げることで続投しやすい状況を作った。

が、しかし

結果は過半数割れ。

政権を維持するには与党で過半数というのは最低目標のはず。

それさえも達成できなかったということだ。

これで責任問題にならないわけがない。

会社でもそうだ。

業績が悪ければ社長は辞任する。

プロスポーツの監督もそうだ。

これ古今東西変わらない。

だから参議院選挙で惨敗してなおその地位で粘るのは無理がある。

石破辞めるなデモとかあった。

辞任しろと言ってるのは裏金議員だみたいな論もあった。

これはこれで事実。

が、しかし

大きな流れからすると局所的な事象でしかない。

山本五十六長官は対米戦争反対だった。

理由は簡単だ。

米国と戦って勝てる道理がないからだ。

局所的には日本軍が勝った戦争はある。

が、しかし

大きな流れには逆らえない。

自分は戦略・戦術を考えるのが好きなのだが。

戦術をいくら頑張っても戦略が間違っていたらどうもならんのね。

で戦略ってのは大きな流れを見ることでもある。

そこを捻じ曲げたら上手くいかない。

石破さんは結局らしさを発揮することなく退陣することになった。

政治の世界でボッチ系は影響力を発揮しにくいよね。

あとがき

誰がこの後の自民党総裁に就いても渦中の栗を拾うことになる。

少数与党の政権運営は困難だろう。

が、しかし

そこで結果を出して選挙で勝てば逆に長期政権も見えてくる。

だからピンチはチャンスでもある。

新しい総裁は10月4日に決まる。

誰になるかによって市場にも影響が出るだろう。

安倍さんと石破さんって全然毛色が違う人だったし。

自民党って保守というより各業界バックの利益団体みたいなものだから。

そのため思想的には結構幅がある。

市場もそこはよく分かっているだろう。

僕としては自民党はしばらく冷飯食らえばいいのではと思っている。

安定与党時代が長すぎて癒着政治が酷かったから。

これだと新しい産業とか芽吹かない。

野党がうまくやれるかは未知数だけど変化した方がマシだと思える。