カマドから為替を考える

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おはようございます、ねこマスタ〜です。

今朝の室温は8度でした。

部屋が寒いのは健康に良くない。

子供の頃はこれが普通だったけど、大人になると堪える。

たぶん今週が今年一番の寒さだろう。

カマドから為替を考える

無職になってみると、社会人の時の夢は全部過去である。

この前見たのは最初の会社での夢だった。

カマドがどうのこうのと。

あそこはカマドがちゃんとしているからみたいな話。

カマドというのは狭義では収支だけど広義ではその家とか会社全体みたいな感じ。

都市銀行ならカマドなんて言葉は使わないだろうけど、僕の就職先は田舎の金融機関だったから。

で目が覚めてからぼんやり思った。

日本のカマドはダメじゃね?

まるでいい頃の暮らしが忘れらない没落した元金持ちみたいだ。

収入が減っても支出は減らせない。

知識人と言われる人の中には、国家はいくらでもお金を刷れるのだから問題ないという人もいるがどうだろう?

そんな国の通貨って信用されるのだろうか?

為替は国力で決まる

僕は去年9月5日のブログで為替についてこんなこと書いていた。

米国の利上げが終わったら一旦円高に振れて、その後はまた円安方向に行くだろう。

この時のドル円レートは140円。

その後150円越えまで円安に振れて、今度は130円割れまで円高に進んでいる。

米国の利上げが終わる前に円高が始まったけどざっくりとした予想は当たっている。

僕はもう円が100円割れの円高になることはないと思っている。

短期的には金利がモノをいうが長期的には為替は国力を反映すると考えるからだ。

米国と日本の国力は差がつく一方なので長期で見ればジリジリ円安に進むだろう。

今は米国の利上げ終了間近&日銀10年もの国債の金利上限引き上げで日米の金利差が縮小して円高に振れている。

が、しかし

それは国力差を覆すほどの材料ではないだろう。

なので世界的なインフレが落ち着くにつれて円高は終了して円安になると考える。

100円に達する前にどこかで今の円高は反転して再び円安に振れるだろう。

米中の対立をうまく利用すればいいのに

以前米国は自動車や半導体等で散々日本を叩いたが、今は価値観を共有するとかなんとかでフレンドシップ経済圏を作ろうとしている。

であるならば十分に円安になった今、中国に集中している製造拠点を日本に戻してもいいのではなかろうか?

もちろん商売なので全部引き上げるとかいう話ではなく、一部でも生産を日本に移管するみたいなことだ。

これは世界がますますきな臭くなる中で、普通にやっておいた方がいいと思う。

そして製造業の日本回帰は円安の歯止めになる。

おそらくすでに動いている企業もあるだろう。

あとがき

とりとめのないことを書いてきたけど、日本は財政がダメだし国力も落ちてるしで長期では円安になるだろうってのが結論だ。

今のところ日本人が円を信用しなくなるなんて考えづらいが、円が200円とかなったらどうだろうか。

僕は現時点で結構円資産は減らしているけど、流石に円安が200円まで進んだ世界になったら僕みたいな人は増えるだろう。

国はなくならない。

アルゼンチンみたいにペソが自国民に信用されてなくても国はなくならない。

だから国がどうなろうが自分はしたたかに生きていくってことをいつも考えている。