株主優待と単元株

投資

おはようございます、ねこマスタ〜です。

今日は暖かい日で10℃を超えるようです。

思うんだけど北海道の方が四季がある気がする。

本州だと夏が半年くらいあるから。

僕の住んでる街だと冬は12月から3月頭くらいまでだからだいたい暦通り。

クリスマスが雪景色なのもらしくていい。

株主優待

株主優待制度は日本独自のものらしい。

たしかに外国株では優待って聞いたことがない。

で僕はこの制度に関しては中立だ。

あってもなくてもいい。

優待の代わりに配当を増やすのならそれでもいいし、自分にとって使える優待ならそれもいい。

優待のいいところは税金がかからないことだ。

配当だと20.315%持っていかれる。

でも優待だとそういうことはない。

食事券やクオカードなど現金と同じように使えるからお得感はある。

ただ株式を購入する時に優待を気にすることはない。

だからコロナショックの時に買ったパン・パシフィック(ドンキ)とサイバーエージェントに優待があるのは知らなかった。

この2社はコロナショックの頃は株主優待はなかった。

調べたらパンパシは2022年1月11日、サイバーエージェントは2023年1月25日に株主優待を新設していた。

最近では株主優待を廃止する企業もあるので考え方は色々なのだなあと思う。

パンパシは年2回majicaポイントが2000円ずつ付与される。

サイバーエージェントはABEMAプレミアム3ヶ月無料だ。

実はサイバーエージェントは500株以上持っているとABEMAプレミアム12ヶ月無料になる。

つまり500株持っていればずっと無料。

僕はコロナ時に100株購入したがその後4分割したから今は400株になっている。

あと100株あるとABEMAプレミアムは常に無料になる。

まあそのために10万近く払うのかって話なんだが。

株主優待は企業からすれば手間暇かかって面倒くさいのではないかとも思う。

が、しかし

それでも優待をするのは個人投資家を増やしたいからだろう。

たいていの場合、個人投資家は企業の味方になる。

これが機関投資家だと冷徹な資本の論理で動くことも多い。

経営陣にとっては不安要素なのは間違いない。

長期の目線で経営している中で短期の損益によって経営陣のすげ替えなどを提案される危険もある。

だから個人投資家を味方につけておくという戦略が成り立つ。

この時期に株主優待をわざわざ新設するところは特にそうなんじゃないかな。

サイバーエージェントはおそらくABEMATVを止めろと圧力がかかっていそうだし。

本業の広告業とゲーム事業に集中しろくらいきっと言われているだろう。

だから個人投資家にABEMAのファンになってもらう戦略は妥当だ。

僕自身はこれから寒くなって畑仕事もないし釣りにもいかないからABEMAプレミアムが3ヶ月無料なのはありがたい。

時間はたっぷりあるのでさっそく日本統一むこうぶちなどを観ている。

単元株

今でこそ単元株は100株のところが多くなったが以前は1000株が主流だった。

相場を始めたころ思ったものだ。

高過ぎて買えないじゃん。

200円の株でも20万円が必要だ。
1000円の株なら100万円。

これでは一般人にはなかなか手がでない。

今は100株だが株価が上がっているのでやはり数十万円するのが多い。

これに対して米国株は1株から買えるのでほとんどの株式は5万円以内で済む。

GAFAも例外ではない。

このような制度設計はホント日本は苦手だよねと思う。

個人投資家を本気で増やすつもりはないのだろう。

今は米国のインデックスファンドが人気だけどそのうち個別株でも単元が安い米国株を買う個人が増えるだろう。

あとがき

株主優待は100株からでいいけれど、日本株も単元は下げた方がいい。

新たに投資を始める人の中には初めから日本株を素通りする個人もいる。

今のうちに個人投資家に優しい制度設計に変えておかないとお金は海外に流れることになる。

僕自身、日本株の割合は徐々に縮小している。

少子化対策なんかでもそうだけどやる気がないというか諦めている感がどうも気になる。

やれることはやった方がいいと思うのだが。