米国株初心者が個別株かETFかで悩む【おすすめは何だろう】
こんにちは、ねこますた~です。
中央競馬を見ながら書いてます。
藤田菜々子ちゃん調子いいですね。
コロナも徐々に下火になってきてよかったです。
前回コロナ後のことを記事にしたときに、自分の資産配分があまりバランスが良くないことに気がつきました。
こういうのが客観的に分かるのが、ブログをやっていていいところでもあります。
具体的には資産1300万円のうち、日本株および日本株投信が55%を占めていました。
投資の基本は成長するマーケットに資金を投入することだと思いますが、それでいくと、資金配分を変える必要があると判断しました。
もくじ
- 米国株初心者にはバフェットの名言が金言
- 米国株初心者からみた個別株orETF
- 米国株初心者からみた米国株投信or米国ETF
それでは早速いきましょう
米国株初心者にはバフェットの名言が金言
結論から言えば偉大な投資家ウォーレン・バフェットの言う通りかなと
S&P500に連動する非常に低コストのインデックスファンドを買いなさい
バフェットがいうには、ほとんどのアクティブファンドがS&P500に負けているとのことです。
なのでわざわざ手数料の高いアクティブファンドにしないて、手数料の低いインデックスファンドを買った方がいいということですね。
いやいや、あっさり結論が出てしまいました。
米国株初心者からみた個別株orETF
個別株
ただ、ぼくは米国株は初心者ですが投資歴は20年以上あります。
なので、個別株も調べてみましたよ。
アメリカの個別株投資のいいところは1株単位で購入できることです。
日本だとだいたい100株単位ですね。
なので、1株単位で買えるのは魅力です。
ただし、日本株ほどなじみがないんですよね。
連続増配の株を重点的に見ていたんですけどちょっとね。
3Mやコカ・コーラなんかもありますけどね。
毎月20万~30万購入できれば個別株ファンドを自分で作るのも魅力的だと思いました。
そんなお金ありません。
ETF
バフェットの名言から指数連動ETFを物色しました。
そのなかでメジャーなETFを4つ見つけました。
利回りの高い順にSPYD・HDV・VYM・VOOです。
アメリカ株のとっつきにくい要素の一つにアルファベットの羅列がある気がしています。
英語圏だからこれが当然なんだけど、初心者がパッと見ても違いなんか分かりませんね。
一つずつ順番に見ていきましょう。
SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
SPYDはS&P500指数構成銘柄のうち、高配当利回り上位80銘柄に投資するETFです。
5月15日現在の利回りは7.05%・経費率は0.07%です。また1年リターンは-32.72%となっています。
HDV(iシェアーズ米国高配当株ETF)
HDVは米国株の中でも高配当銘柄に投資するETFです。
75銘柄で構成されています。
利回りは4.17%・経費率は0.08%です。また1年リターンは-15.05%となっています。
VYMバンガード米国高配当株式ETF
VYMは米国大型株の中で、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を重点的に組み入れているETFです。
400銘柄以上で構成されています。
利回りは3.66%・経費率は0.06%です。また1年リターンは-12.43%です。
VOOバンガード・S&P500ETF
VOOはS&P500指数に連動したETFです。
利回りは2.02%・経費率は0.03%です。また1年リターンは0.47%です。
VOOはほぼほぼ完全にS&P500指数に連動しています。
以上4つのETFを見ていくと明らかなことがあります。
それは高利回りな商品ほど下落率が大きいということです。
これは米国株に限ったことじゃありません。
たとえば、日本株で代表的な高利回り銘柄であるJTの過去5年チャートをちょっと見てみると
かなり悲惨です。
日経平均がこの5年でほとんど変わっていないのに、JTは大幅に下落しています。
利回りは5月15日現在で7.66%となっていますが。
もう一つ見てみましょう。
代表的な高利回り通貨であるトルコリラ5年チャートです。
これはもうコメントのしようもないというか・・・
こんな感じで利回りが高いと下落率が大きいのが分かります。
その辺りも考えて選ぶとVOOでいいかなと思います。
それにVOOはSBI証券で買付手数料が無料です。
0.03%ということは、1万円で3円ってことです。
破格の安さですね。
ところで過去5年の日経平均は-2.56%ですが、S&P500は34.91%です。
成長しているところで勝負する方が勝ちやすいと思います。
その国を代表する企業の顔ぶれの変化を観察していれば、この結果は納得です。
日本はトップ層にあまり変化がなく、脱落している企業多数みたいになってますから。
米国株初心者からみた米国株投信or米国ETF
ぼくは投信は8本積み立てしていて、すでにeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を保有しています。
同じじゃんと思う人もいるかもしれません。
まあ、商品の中身は同じといえば同じなんですが、投資信託は配当金も再投資に回して複利効果をいかすので、自分の手元には解約するまで1円たりとも入ってこないです。
たとえば、確定拠出年金を会社で積み立てていますけど今日現在ではこんな感じになってます。
でもこれ60歳まで下ろせないわけですよ。
ピケティ本に書いてある通りです。
ただまあ、お給料以外にお小遣いも少々あればいいなあって思うわけです。
それで配当金をもらえるETFというわけです。
ぼくは全資産のうち投資信託の占める割合がちょうど半分くらいあるので、かなりストイックにやってるかなと思います。
あとがき
職場で「新型コロナの給付金10万円何に使う?」みたいな話になりまして、その時に「米国株の原資にするかな」と思いつきました。
10万円の元手で毎月1万円投資するとして、あと2万円たせば1年分になります。
たいしたことないんですけど、こういうのって先々はわからないですよ。
お給料が増えて投資金額も増やせるかもしれませんし、固定費を下げてミニマリストみたくなって投資資金ができるかもしれません。
最初は小さく始めるというのは色々なことに応用可能です。
配当金生活をしている人も最初は小さな一歩だったかもしれません。
SBI証券だと米国株やETFの定期買付サービスがあるから、投資信託と同じ感覚で毎月決まった日に1万円みたいな買い方ができて便利です。
外国株なのでドルで買うのか円で買うのかみたいなこともありますが、その辺は国から10万円が給付されてから考えます。