自分の頭で考える

投資

おはようございます、ねこマスタ〜です。

最近雨が多いです。

おかげで今日も23℃と涼しい。

結局今年は真夏日が5日と熱帯夜が1日と例年よりやや暑い夏になりました。

北海道には秋の気配が漂っています。

自分の頭で考える

日本社会は責任を取らない社会だ。

これは責任がないわけではなく責任の所在が曖昧なゆえに結果的に誰も責任を取らないということになっている。

出る杭は打たれる社会では自然にそういう流れになるのかもしれないが。

しかし。

これだと長いものには巻かれろみたいなことになって自分の頭で考えることをしなくなる。

今回の暴落で新NISA民が阿鼻叫喚みたいな話が出ている。

もちろんそうでない人の方が多いとは思うが。

で暴落で慌ててかあるいは動揺して売ってしまった人。

おそらく自分の頭で考えてない。

国やインフルエンサーが新NISAを勧めてたからとか。
周りがやり始めたからとか。

ふわっとした感じで始めたのではないだろうか。

みんな始めたから自分もみたいなのだと墓穴を掘る。

相場なんでね。

これが日常生活であれば周りと同じようにしていればほとんど問題ない。

みんな一緒ってやつだ。

変に目立つ方がトラブルに巻き込まれやすい。

だから流れに身をまかせる式で大概うまくいく。

自分はこう思うみたいなのを主張しなくてもやっていける。

仕事もそう。

今までのやり方を踏襲していれば基本問題ない。

自分自身はそれが少々変だと感じていても。

改善案出すのも面倒くさいしなみたいなことになる。

でもそれでちゃんと回るといえば回る。

が、しかし

相場はそうはいかない。

自分の頭で考えて行動する必要がある。

そうしないと今回の暴落の波に飲まれて沈むことになる。

慌ててポジションを閉じた人もいるのだろう。

で次の日からの暴騰は指をくわえて見るハメになる。

そうなるとおそらく投資に関する関心も失せるだろう。

もう懲り懲りみたいな。

その場合、今回の暴落を乗り切って続けた人と何十年後かに圧倒的な差になる。

その差はなにか。

自分の頭で考えるということだ。

3割くらいは資産が減る可能性があるとか
ドルコスト平均法の知識だとか

大したことじゃない。

なにも財務諸表を読めるようになりましょうって話じゃない。

が、しかし

簡単な知識もなしに新NISAを始めた人が多かったと思われる。

YouTubu見てもS&Pかオルカンかみたいな動画はたくさんある。

が、しかし

資産変動リスクやドルコスト平均法についての動画はあまりない。

なんかそれって浮き輪がいいのそれともビート板がいいのみたいな感じでさ。

着衣水泳には誰も興味ないのねと思っちゃうわけ。

海で泳ぐのだったらまず生き残る方法を学ぶのが先ではってこと。

実はその辺を考えることができる頭って重要。

8月第1週

暴落が起きた8月第1週だけど実は個人投資家による日本株投信への流入額は1600億円を超えた。

これは週間ベースで今年最大だ。

どういうことか。

投資初心者が狼狽売りをした一方でバーゲンセールだとして買い向かった個人投資家が多かったということだ。

つまり暴落は平均買いコストを下げる絶好の買い場だったということ。

これが自分の頭で考えるということだ。

結局何となくやっている人はそのうち退場することになる。

言葉は悪いが自分の頭でやっている人たちの養分になる。

投資信託の成績は軒並みプラスなのに個人はマイナスになる理由は簡単だ。

今回の暴落みたいな安いところで売る人が一定数いるからだ。

投信成績は長期で右肩上がりなのにピンポイントで高く買って安く売る個人がいるというわけ。

投信の保有期間は3年程度しかないのでこのようなことが起きる。

10年以上持っていたらほとんどの人が浮いているだろう。

あとがき

自分の頭で考えるという習慣がない人は多い。

誰かと同じでいい
誰かにやってもらう

定型化された仕事であればそれでもいい。

逆にそういう兵隊さんの方が扱いやすいくらいだ。

が、しかし

相場ではダメだ。

自分の頭で考えないといけない。

仕組みを理解し状況を判断する必要がある。

その繰り返しが上達への近道だし資産形成に弾みがつく。

だとすると社会人になってから相場の仕組みを理解するのはどうなのか。

興味のない人が大半だとは思うが高校生や大学生に市場に関する知識を得る機会があってもいいと思う。