上りエスカレーターに乗るのは簡単だがあえて降りてくるのは難しい

投資

おはようございます、ねこマスタ〜です。

今日はいい天気です。

北海道には梅雨はないので旅行で来るならこの時期はおすすめです。

気温も30℃にはならないし夜は7時過ぎまで明るいし最高の季節ですよ。

で相場ですよ。

相変わらず強い。

半年前はどうだった?

僕は2022~23年の市場環境は良くないと言っていて、ボックス圏内で2023年を頑張れば上抜けするだろうとブログには何度か書いた。

ちょうど25500~29000円くらいのボックスだった頃だ。

でその頃結構悲観論が多かったわけですよ。

リーマンショック級の大暴落が来るとかそんなの。

僕は米国の利上げがピークを過ぎたら下げ圧力も緩和されると予想していた。

結局お金の流れは人間の血液の流れと同じようなものだ。

滞れば活動は停滞するし、活発に流れれば反応も良くなる。

そんな流れで見れば2024年からは各国中銀は利下げに入るだろうからお金の流れは良くなる。

で市場はすでに先取りして動いている感じ。

理由は何でもいい

日本株が上がっている理由がいろいろ言われている。

  • PBR1倍クリアだの。
  • 製造業の国内回帰だの。
  • 経営者のマインドが変わっただの。

でもこれ僕はどうでもいいと思ってる。

だって真剣に考えたところでなぜ5月に急に上がり始めたのかわからないし。

上記の理由だってちょっと前からすでに言われていたことだし。

重要なのは海外勢が腰を据えて買いに来ているということだ。

その事実を押さえておけばいいだろう。

上りエスカレーターに乗るのは簡単だがあえて降りてくるのは難しい

ピケティ氏が21世紀の資本に書いているように資本が4%で成長するなら、長期投資は上りエスカレーターに乗っているようなものだ。

そこをあえて降りてくる行為は売り方になる。

こう考えただけでいかに売りが難しいかわかる。

時間が経てば経つほど不利になる。

なぜなら基本上り4%のエスカレーターだからだ。

今回ボックス圏を上抜けしたところから値頃感で売っている個人が相当数いると思われる。

が、しかし

30000円を抜けたところからさらに加速して踏み上げ相場の様相を呈している。

SNSにも下げにかけた人たちの阿鼻叫喚の文言が見受けられる。

値頃感で売った人も32000円を超えるとは思っていなかったはずだ。

つまり正解は損切りだ。

だから押し目で逃れれば御の字だが、さらに下がることを願ってホールドしたままだと踏まれることになる。

なぜなら上りエスカレーターだからだ。

僕も相場を始めたばかりの頃は、信用取引なら売りからも入れて素晴らしいと思っていた。

が、しかし

買いは遅かれ売りは早かれという。

相場は上がる時はゆっくりだが下がる時は急だ。

つまり買いはゆっくりでいいが売りは素早くってことだ。

だから売りで粘る状況ってのがすでにおかしいことになる。

かつての僕はこのことを頭では理解していたが実損を出すのが嫌で粘りに粘り最後に飛ぶパターンを何度かやった。

今回踏まれている人たちを見ているとかつての自分を思い出す。

ただこの状況だと海外勢は安心して買える。

後付けとはいえ日本株を買う理由はあるし、踏み上げ相場で需給もいい。

あとがき

こうしてみると相場で一番簡単なのは継続して買い続けて放っておくことだ。

つまり積み立て投資。

次が大幅に下落した時に拾って放っておくことだ。

バフェットが得意とするやり方だ。

いずれも資本の成長に乗っかるやり方といっていい。

そもそも上りエスカレーターを降りて来るのは難しいし、さらにレバレッジをかけると困難さが増す。

着実に資産を増やすならまずは買いをしっかりマスターするのが近道だ。

ていうか10億100億目指すわけじゃなければ売りは別に覚えなくても問題ない。