監視社会?

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おはようございます、ねこマスタ〜です。

今日は朝からいいお天気でランニング日和です。

歩道の雪もだいぶ融けてきて春までもうちょいという雰囲気になってきました。

山菜の美味しい時期になります。

毎年行者ニンニクの醤油漬けを作るけど無職だと匂いを気にする必要もなくて楽。

いつでも好きな時に食べることができる。

メダカも冬眠から覚めるし釣りも再開するし春が待ち遠しいです。

監視社会?

監視社会といえばソ連の影響下にあった旧東欧諸国や現在の北朝鮮が思い浮かぶ。

密告が奨励される世界だ。

主として共産主義国でこのシステムが採用されていた。

が、しかし。

自発的に監視社会を形成している国があるように思う。

日本だ。

他人の動向に目を光らせ勝手にSNSにアップするのは密告と根本の部分で変わらない。

犯罪を暴露するようなものなら構わない。

企業における内部通報制度みたいなものだ。

が、しかし

別に放っとけばというものも自分が気に食わないから晒すみたいなことが行われている。

例えばCMの表現が気に食わないとか。

100%好感を持たれるコト・モノってないじゃない。

みんな好きですなんて逆におかしいじゃん。

んで自分が気に食わないものを見つけ出しては叩く人達がいるわけだ。

それがごく少数の人たちであっても大量の投稿をするとあたかもメジャーな考えかのように捉えられる。

それに一役買うのがマスコミだ。

そう考えると日本とは勝手に他者を監視してその行いが気に食わなければ拡散するという社会になっている。

地方は人間関係が濃厚すぎて暮らしにくいから都会に行く。

そんな人は多い。

が、しかし

結局SNS上でやっていることは日本という巨大な村社会で監視しあってるようなものだ。

他人を気にしすぎじゃねと思う。

が、これたぶん日本人の特性なんじゃないかな。

他者との相対的な関係で自分の居場所を確認する。

あの人はこれくらい、それに対して自分はこのくらい。

こんな感じで自分を確認しているように思う。

もうちょっと自分は何したいという部分に寄せればと思うんよね。

難しいだろうね。

若い人でも友人との会話に合わせるためにドラマを倍速で見たりしてるようだし。

それって本当にしたいことなのと思う。

自分がしたいことをする、他人のしていることには別に興味ない。

こんな人が増えないと日本的監視社会は変わらないだろう。

あとがき

日本が旧東欧諸国の立場だったらソ連は支配しやすかっただろうなと思う。

スパイト行動大好きだからきっと密告が飛び交っていたことだろう。

長い物には巻かれろなのでソ連の支配もすんなり受け入れそうだ。

でも実際は米国によって民主主義国家の道を歩んだ。

が、しかし

システムが民主主義でもその国民性によって社会主義っぽくなっている。

世界で最も成功した社会主義国なんて言われてる。

これは突出したものが嫌いでみんな同じが大好きな国民性がなせる技だろう。

その根本には相互監視がある。

  • 出る杭は打たれる
  • 能ある鷹は爪を隠す

これらのことわざには相互監視が関係している。

自分の好きなように生きて他人に関心がなければこんなことわざは生まれない。

SNSは他人の動向を気にする国民の便利な道具となっている。

オーストラリアでは16歳未満の子供のSNS利用を禁止する法案が可決された。

国民性を考えたら日本の方がSNSの悪影響はありそうだが。

しかし

そんな法案はおそらく日本では可決されない。

なぜなら日本は監視社会で他者の動向を知るのが大好きだからだ。