多様性は数に比例する

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おはようございます、ねこマスターです。

暑い日が続いていますが最低気温が20℃くらいまで下がるので寝苦しさはない。

日中暑いのは冷水シャワーでも浴びればいいんですよ。

湿度も北海道らしく低いので日陰や室内なら問題ない。

困るのは熱帯夜。

今年は24.8℃まで行った日があるけどどうやらそれがピークだったようだ。

お盆を過ぎると朝晩は涼しくなるので何とか今年も乗り切った感がある。

多様性は数に比例する

多様性の時代と言われて久しい。

でこの多様性。

基本的に数に比例すると思ってる。

極端な話1人と1億人どっちが多様性があるのさと言えば答えは分かりきっている。

もちろん他にも国民性や国家体制などの要因も絡んでくるだろう。

が、しかし。

基本は数なのではなかろうか。

とすれば日本の多様性は減少していると考えられる。

なぜなら日本の人口は減り続けているからだ。

特に若年世代の人口減少は激しい。

でこの写真。

JAL入社式今昔

同じJALの入社式。

左が1986年で右が2011年。

出典は日経新聞から。

今は2025年なので2011年でもちょっと古いのだがこの時点ですでにこうなのよ。

もっと最新のJALの入社式の写真はネット上にはある。

2011年からさらに進化?して北朝鮮っぽくなっている。

髪型まで寸分の狂いがない。

現在の入社式は過去に比べて多様な実施方法だったり柔軟なプログラムであるそうだ。

が、しかし

そこに集う人は?

なんかクローンぽいんだよね。

これ若年層の人数が激減している影響もあると思っている。

中高年にとっては個性的とはポジティブなイメージだと思う。

が、しかし

若年層にとっては真逆。

個性的だねなんて間違っても言われたくない。

なぜならそれはみんなとは違うということだからだ。

入社式の写真からも分かるけどみんなとは違うを極力避けるとああなるよね。

Z世代

Z世代という言葉を毎日のように聞く。

ネットニュースなんかでも見ない日はない。

これって他の世代も名前はついている。

団塊の世代からゆとり世代までそれぞれ。

が、しかし

Z世代が一番頻出だろう。

次は氷河期世代か。

ただ氷河期世代は就職が厳しかったという文脈で語られることが多い。

彼等自身がどういう性質か的なことはあまり聞かない。

Z世代は違う。

どういう性質かみたいなことが語られる。

なぜそれが出来るのか。

ひとくくりにしやすいからだ。

例えば大都会と田舎を比べてみる。

大都会にはいろいろな人がいてとてもひとくくりには出来ない。

が、しかし

田舎は出来る。

田舎ではみんなと違うのは危険だ。

村八分の可能性がある。

何が言いたいかというと。

若年層は人口が激減しているので田舎と同じ括りだということ。

であればみんなと違うのを極力避けるのは当然だ。

結果、JALの入社式のような一糸乱れぬ格好になるわけだ。

あとがき

掛け声だけで中身が伴わないことはよくある。

日本でも多様性が叫ばれているが実態は逆行しているのではなかろうか。

学校教育でもみんな一緒というのは強まっているように思う。

徒競走で順位つけないとか。

てか徒競走そのものがないとか。

とにかく競い合わない方向でってやつですかね。

子供には個性があり得意なことは積極的に評価してあげたほうがいいと思うんよね。

が、しかし

競い合わない世界ではそういう機会も失われる。

みんな一緒になるわけだわ。

こうして人が減る中でさらに競争しない教育とくれば多様性は失われるよね。

野球やサッカー選手の活躍で分かりにくいけど世界で活躍できる人材って急速に減ってきているよね。