己を知る

life 投資

おはようございます、ねこマスターです。

どんよりとした天気でいつ雪が降ってもおかしくない空模様。

あっという間に北海道の秋は過ぎ去って行きました。

メダカプランターからは水草を少々室内に引っ越ししました。

なぜなら北海道では水草の越冬は困難だから。

ただそれだけだと味気ないのでミナミヌマエビとメダカも少し一緒に引っ越し。
屋内越冬仕様2025

そんなので3週間ほど経ったけどみんな元気。

無給餌なんだけど何食べているんだろう。

己を知る

敵を知り己を知れば百戦危うからずはよく知られた言葉だ。

が、しかし。

これを実践できている人はあまりいない。

知ろうとしない人は論外だが、相手の実力ばかり知ろうとして自分自身がおざなりになっている場合が多い。

かく言う僕もそうだったのだが。

投資が上手く行き始めたのは己を知るようになってからだ。

相手のことをまず知ろうとするのは自然の成り行きなのだろう。

何かを始める時に対象となるものの事を調べるのは当然だ。

投資なんかもそうだ。

株式・投資信託・FX・仮想通貨・先物等いろいろある。

でいろんな本とか動画なんかを見て知識を仕入れていくわけだ。

結論としてオルカンやS&Pがいいのかなぁみたいなことになったりもする。

別におかしくはない。

が、しかし。

これは一面だけの話だ。

敵を知り己を知れば百戦危うからずで言えば敵を知るということだ。

己を知るが入ってない。

僕は10年前かなりガチでランニングをしていた。

40代後半でマラソンサブ3とハーフ80分切りを達成した。

が、しかし

誰でも40代からランニングを始めてこうなるかと言えばそんなことはないだろう。

僕は元々平常時の心拍数も40台前半で肺活量も平均より多いので長距離走に向いていたと思う。

なのでランニングに関しては自分自身を把握していたということだ。

第三者の見方

自分のことは案外他人から見た方が当たっている。

こんな事はよくある。

であれば己を知るために第三者の意見を参考にするか。

個人的にはあまりお勧めしない。

理由はいくつかある

  1. 自分自身が変化する
  2. 他者に依存してしまう
  3. 他者の意見を信じて上手くいかない時に納得できるか

自分自身が変化するのは当たり前ではある。

子供の頃からずっと自分は変わってないなんて事はまず無い。

ストレングスファインダーというギャラップ社が開発した性格診断がある。

自分の強みを5つ教えてくれる。

僕はこれ2回やったことがある。

期間は10年くらい開いていた。

結果はどうだったか。

5つの強みのうち10年前と同じものは1つだけだった。

あとはすっかり入れ替わっていた。

大人になって人格も安定したはずなのに10年で様変わりしてた訳だ。

だから第三者の意見を参考にしてもその後の変化は分からない。

他者に依存してしまうのはそのままの意味だ。

占いなどにハマってしまうのはこの原理ではなかろうか。

だがそれだと本末転倒だ。

納得できるかは結構重要な問題だ。

人のアドバイスに従って失敗した場合、自分の中でちゃんと消化出来るのか。

アドバイスなんて聞かなきゃよかったとなる可能性がある。

自分の思ってた通りにすれば良かったとか。

なので第三者の見方は有用なのだろうがあまりお勧めしない。

それであれば自分自身を知るためにリソースを費やした方がいい。

僕は40代後半になってようやく自分自身が掴めてきた。

遅いと言えば遅いが己のことを知らないよりはマシだ。

第三者を当てにしていたらいつまで経っても投資で結果を出すことは出来なかっただろう。

あとがき

相手を知るのは今の時代それほど難しくない。

ネットが発達したから情報はいくらでも手に入れられる。

投資の世界でも初心者なら手数料の安いインデックス投資がいいという結論も簡単に導き出せる。

が、しかし

オルカンやS&P500の投資信託で新NISA始めたのに損している人たちもいる。

これだけ相場が上がっているのになぜなのか。

それは己を知らないからだ。

トランプショックや日銀ショックで下がったところで売ってしまう。
そして爆上げしたところでまた買い直すハメになる。

市場の動きは誰に対しても同じ。

ということは自分次第で結果が変わるということだ。

だから自分自身のことを知れば知るほど上手く立ち回れるようになる。

この理屈が分かっていても実践できる人は案外少ない。

なのでこの世の中は己を知ってかつ動ける人にとっては生きやすい世界だったりする。