【定点観測】50代リタイア無職の資産推移2021年7月
こんにちは、ねこマスタ〜です。
職業訓練では初めての作業ばかりしているので結構大変です。
疲れるけど脳にはいいんですよね。
さて、7月末時点での資産残高が出ました。
先月ようやく下げ止まりになりましたが果してどうだったのでしょうか?
2021年7月末全資産
今月は相場に色々動きがあった月でした。
それでは行ってみましょう。
- 株式383万円
- 投資信託636万円
- 確定拠出年金464万円
- Bitcoin455万円
- 現金438万円
- 合計2376万円
6月末からは+32万円で前月比+1.3%でした。
ちょっと増えました。
それではセクター別に見てみます。
株式
6月末の日経平均が28791円で7月末が27283円なので1508円の下落。
日経新聞電子版より引用したチャートで示します。
踏ん張りどころとみるか、下抜けしたとみるか。
ただ間違いなく上値は切り下がってます。
日経平均はこの先S&Pには劣後するだろうと見ているけど、日本株も持っているから頑張って欲しいところ。
前月比-2万円。
アメリカ株が上がった分相殺された感じ。
投資信託
投資信託は考えどころ。
日本については長期では悲観的なのですでにさわかみファンドの入金は止めて、ひふみ投信だけ細々と積み立てている。
解約しないのはポートフォリオの分散効果を狙ってのこと。
問題は新興国投信の方だ。
新興国投信には大抵アリババとテンセントが相当な割合で入っている。
だから今回下がった。
今の中国は鄧小平さんの時と違って戦狼外交で野心を隠さなくなった。
アリババやテンセントもアメリカのGAFAに伍する企業として成長してきたし、途中までは中国当局も後押ししていた感はある。
が、しかし
中国としては民間企業が力をつけることよりも、まずは体制の安定。
つまるところ、共産党あっての中国という部分での安定。
共産党としては当然の処置だろうが、投資家サイドからするといただけない。
前月比-10万円。
確定拠出年金
中身は先進国と新興国の投信が半々。
だから中国リスクはここでも当てはまる。
60歳までまだ5年以上あるから掛金の割合は考えたほうがいいかもしれない。
前月比-16万円。
Bitcoin
このところ下げ続けていたが一息付いた。
前月比+71万円。
現金
毎月の生活費や投資信託の積立・米国株の定期買付などで減っていく。
ただ思ったよりも減っていなかった。
年末までは現金は徐々に減るというパターンだろう。
前月比-11万円。
合計
合計は2376万円で前月比+32万円となりました。
Bitcoinの上昇が大きかったです。
円資産については預貯金も含めて今回初めて4割を切ったので、日経平均の資産への影響度は下がってはきている。
中国リスクについてはポートフォリオ分散の視点とも絡めて考える。
今後の方針
人口動態や産業の発達具合からして米国とインドは有望だと見ている。
中国は今回のようなリスクが突然起こるし、人口もそろそろ減少に転じるから実はあまり良くないんじゃないかと思っている。
ただ中国は2049年あるいはもっと前倒しして2035年には名実ともにアメリカを抜いて世界一の強国になることを目指しているから、そんな国の株価が冴えないというのも想像はしにくい。
あとがき
今回は資産は増えたけど中国リスクが出てきた。
これはすぐに消えるものではなく、リスクとしてあり続けると思う。
香港の民主主義の燈もあっけなく消えたように、中国リスクを軽視することはできない。
徐々に資産配分を変えていくのが現実的だろう。