麻雀中級者がおすすめする戦術書9選

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こんにちは、ねこますた~です。
焼き芋食べながら書いています。

ヘルシオで作る焼き芋に最近ハマってます。
中まで黄金色になっていて甘いです。

ぼくの部屋には高価なものはランニングマシンと椅子だけだと思ってたけど、ヘルシオもそうだった。

My3種の神器です。

人生を振り返って、10年以上続けていることって何だろう?と考えてみると、残ったのは4つ。

  • 投資
  • ランニング
  • 競馬
  • 麻雀

この中では麻雀歴が一番長いです。
まあ、長くやっているから実力もそこそこみたいになってます。

オンライン麻雀天鳳では四段です。
天鳳四段

名前はnekomasterにしようと思ったんですが、8文字までだったみたいで、しかも打ち損じてnekomasuで登録されました。

ところで四段といってもどのくらい?と思いますよね

表にするとこんな感じ
天鳳段位リスト

七段以上は鳳凰卓という猛者だけの卓になりまして、僕はその下の特上卓で打っています。

中級者とは名乗っていいかなと思います。

麻雀の戦術書は大好きでたくさん持っているんですけど、今日は中級者くらいの人におすすめな9冊を紹介します。

麻雀中級者がおすすめする戦術書9選

  1. 定石「何切る」301選
  2. 麻雀技術の教科書
  3. スーパーデジタル麻雀
  4. 東大式麻雀捨て牌読み
  5. 統計術の麻雀戦術
  6. 超実践麻雀「何切る何鳴く」ドリル
  7. ゼロ秒思考の麻雀
  8. 鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム
  9. 麻雀力が目覚める打ち方

それでは順番に解説します。

定石「何切る」301選

平面な状況で何を切るという問題です。

実際の麻雀では相手がありますし、局がどこまで進んでいるのかとか、色々な要素が加わるんですけど、それらを一旦置いといて、牌効率をしっかりものにするためにはとても役に立つ本です。

牌効率は僕もそうなんですけど、中級者くらいだと意外とできてないですよね。

これ読むと、中級者としての基礎固めになると思います。

麻雀技術の教科書

デジタルな本が続きます。
この本は井出先生とコバゴーさんの共著です。

字牌の切り順いつも同じじゃないですか?
そんなとこから、三色と一通のどちらを選ぶかとかケーテンを取る鳴きの目安など、教科書的でありつつ実戦的な内容の本になってます。

デジタルな二人なので説明も明快で分かりやすいです。

スーパーデジタル麻雀

コバゴーさんの本です。
こちらはもうちょっと立体的に落とし込んでいます。

麻雀技術の教科書は自分の手牌をメインに考える本でしたが、スーパーデジタル麻雀は4人で卓を囲んでいる状況でどう打つか?というのが詳しく書かれています。

コバゴーさんがどんな考えで打っているのかがわかるので、コバゴー麻雀を参考にしたい人には必読の書です。

東大式麻雀捨て牌読み

これは井出先生の守備をメインにした本です。

捨て牌読みというと「安全そうな牌は何か」ってことになるんですが、たいていの場合、リーチがかかれば当然気をつけますけど、食い仕掛けやヤミテン時の対応にも多くの紙面が割かれています。

それとシノギについても1章書かれていて、ぼくもシノギがうまくなれば昇段できるかもなあと思ってます。

難しいんですけどね。

統計学の麻雀戦術

みーにんさんという方が書かれています。

みーにんさんは天鳳鳳凰卓(七段以上の人の卓)290万試合の牌譜をダウンロードして、プログラムを組んで調べた人です。

局収支や和了率なども理由も詳しく載っているので、自分の感覚とのズレを客観的に確認できます。

特に数牌・字牌の巡目別危険度や筋やワンチャンスの危険度が数値ではっきり出てるのはとても参考になります。

超実践麻雀「何切る何鳴く」ドリル

雀ゴロK本です。
この人は雀ゴロだったんですが結構デジタルです。

前半は「何切る」301選と似ていますが、途中からは四人打ちの場況や収支なども入った立体的な状況での「何切る何鳴く」問題になっています。

実戦で鍛えた人が実際に何を切るのかが分かります。

フリーで強くなりたい人におすすめです。

ゼロ秒思考の麻雀

切り口が面白いです。
「限られたリソースをどのように振り分けるか」ということを意識しろと言ってます。

システマティックに処理すべきところは無駄な思考を入れずに、本当に必要なことを考えるためのリソースを常に確保することが肝要ということです。

ZEROさんは元々フリーで打ち始めて天鳳十段にまでなった人ですが、読んでいて麻雀愛を感じます。

この人は麻雀が本当に好きなんだなあというのがよく分かります。

すぐに使えるテクニックが満載なので、今日から実践で使えます。

鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム

第14代天鳳位お知らせ氏の著書です。

東大工学部卒の方らしく、46のシステムについての説明・理屈・プロセスを語っています。

そのバックには、著者が数多くの実戦経験を積んで、「考えられた結果を手が勝手に出力する」レベルに己のシステムを身体に染み付かせているという前提があります。

この本は中級者のぼくには読み応えありまくりです。

正直この本の中身がすんなり入ってくるレベルにはありません。

上級者向きといえますね。

背伸びして読むにはいいと思います。

麻雀力が目覚める打ち方

尊敬する桜井章一先生の本です
麻雀やる人で知らない人はほぼいないと思います。

20年以上前に、田舎からのこのこ町田の牌の音に打ちに行って桜井先生のサインをもらいました。

当時の店長の近藤さんという方が大変いい人で、遠くから来たんだからサインもらってあげるよと言って、僕の名前入りで「揺れない心」と先生に書いていただきました。

今も大事に持っています。

この本は雀鬼会の麻雀なので第1打に字牌は切らないとか、デジタルとは真逆なんですが、これはこれでアリだと思います。

制約があるほうが構想力がつくというのは、麻雀以外でもあることだと思うので。

桜井先生は麻雀本でも麻雀という枠にとらわれずに物事を見ている感じがします

目の前のことだけを見ていないといいますか。

こういうところは、ノウハウコレクターになりがちな部分を律してくれるのでありがたいです。

やさしい順番に並べてみました

というわけで、9冊紹介しましたが、中級者レベルの中からやさしい順番に並べてみました。

桜井先生の本以外はデジタルです。

今はデジタル全盛ですね。

ただ、みんなが同じやり方、同じ方向でやり始めると、最適解も変わってきそうです。

あとがき

麻雀を知ったのは高校生の時で、麻雀好きの友達から教わりました。

教わったといっても実際に打ったことはなくて、平和やタンヤオなどの役を口頭で教わって、それをチャリ通の時にテストされてました。

「平和は?」とか「チートイは?」みたいな感じです。

なので打ったことはないけど役は全部知っている状態で大学生になり、それからは猛烈に打ちました。

今も続く友人たちと、半荘ごとの成績を全部表計算ソフトにためてました。

いい思い出です。

麻雀そのものも楽しいですけど、麻雀で知り合った大学時代の友達と今も年に何回か集まって打ったりできるのが本当に財産だと思います。