おじさんになると田舎生活したくなるの分かる

life

おはようございます、ねこマスタ〜です。

8月に入って連日30℃超えの日が続いていましたが、ようやく涼しくなりました。

この暑さも例年だとお盆までなのでもう少しです。

おじさんになると田舎生活したくなるの分かる

都会で働いているサラリーマンがそれなりの歳になって、あるいは退職後に地方に移住するみたいな話はよくある。

田舎で畑いじりなどしながらのんびりしたい。

こんな感じなのだろう。

僕自身は田舎に住んでいるおじさんだ。

が、しかし

この都会人が田舎でのんびりしたがる感覚ってのは正直あまりピンときていなかった。

特に定年退職した人だったら都会にいてものんびり出来るじゃんって思ってた。

移住するのには結構気力・体力が必要だと思うんよね。

だから個人的には移住って若い人の方が向いている気がするんだけど。

でも田舎に住みたがるのはおじさんになってからの方が多そうだ。

何故だろう。

でも今はそのおじさんたちの気持ちが少し分かる。

それはこの春から畑仕事をしているからだ。

田舎に移住してのんびり生活の中にはたいてい畑仕事がセットになっている。

つまり土いじりだ。

この土いじりってやつは都会だと案外ハードルが高い。

プランターで育てるのなら問題はない。

が、しかし

田舎でのんびりしたい人の土いじりはもっとスケールがでかいはずだ。

市民農園って方法もあるが自宅の近くにあるとは限らない。

そうなると移住という選択肢が現実味を帯びてくる。

僕は雨の日以外はほぼ毎日畑仕事をしている。

これが楽しいかと言われれば正直微妙ではある。

居候の身なのでしっかりやらせてもらいますという義務感の方が強い。

が、しかし

充実感はある。

これまでに収穫したものはイチゴ・大根・スナップエンドウ・ブルーベリー・レタスだ。
このあとは枝豆・トマト・ナス・ブドウ・ニンジン・大葉・ブロッコリー・オクラ・ソバ・スイカなど。

地に足が付いたって感じはする。

つながっている感

ランニングの時にも話したけど、人間は太古の昔から走っているんだろうなあと感じる。

つまり古くからの先祖とつながっている感がある。

自分という人間は何十年かで一生を終えるけれど、走る行為はずっと続いてきた。

この感覚が畑仕事をしていてもある。

作物を育てるのは人類の歴史からするとかなり新しいがそれでも何千年の年月は流れている。

畑仕事をしているとそういう時の流れを感じ取ることができる。

おじさんになってからこの手のことをしたくなるのは、人間本来の営みへの回帰願望みたいなのがあるのかもしれない。

僕は人生終盤って感覚があるので人類が繋いできた行為、走ることや作物を育てることをするのは気分が落ち着く。

田舎にもいろいろある

地方に移住って話になると村とか限界集落みたいな話になりがちだ。

まるで大都市とど田舎しか存在しないみたいな。

そんなことはない。

例えば北海道でいえば札幌以外は田舎だ。

畑仕事にしても、本格的に農業を始めたいのなら別だけど田舎であれば自分の家の庭でそれなりに育てられる。

札幌でも郊外の一軒家だったらそれなりに庭も広くて畑仕事くらいできる。

なので田舎の人間関係うんぬんも程度による。

地方の中核都市と首都圏の郊外だったら大差ないってのが僕の感覚だ。

逆に田舎の方がゴミステーションが一軒ずつ別で楽なくらいだ。

あとがき

僕は田舎に住んでいるが限界集落みたいなところに住みたいとは思わない。

車も持ってないし流石に不便だから。

普段の生活はスーパーと病院が近くにあれば問題ない。

贅沢品はネットや札幌に行けばいい。

美味しい店に行きたくなったら小旅行すればいい。

今はネットのおかげで結構場所に関係なく楽しめる。

そうなると本当にやりたい事を見据えて住む場所を選べる。

僕はスーパーや病院が近くにあること以外では釣り場が近いってのがポイントだ。

ちょっと自転車で釣りに行ってその日の食料を調達するみたいな感じ。

ランニングは田舎だとどこでも走れるから問題ない。

田舎生活って本当にやりたいことが分かっているとかなり快適。