FIRE4年目考察〜なんとなく上手くいっているワケ

life 投資

おはようございます、ねこマスタ〜です。

今年は釣りで一つ縛りを設けている。

それはイワシ・サバ釣りでサビキに頼らないということ。

というのはサビキだとあっという間に50〜60匹釣れてしまう。

そもそもそんなに食べないし。

だからジグやジグサビキで少数でも大物を釣るようにしたい。

坊主の時もあるけどそれはそれで構わない。

なんといっても時間はたくさんあるから。

FIRE4年目考察

FIREも4年目に入った。

2021年3月末に退職した時の資産は2594万円。
そして2024年5月末では3470万円。

900万円弱増加した。

当初想像していたのよりも格段に上手くいっている。

その辺りをちょっと考察してみたい。

実際にFIREしたらどんな感じになるのかを書いてみる。

振り返ってみると当初想像していたのとは違うように思う。

それは何かというと。

資産が増えていることと
全く働いていないことだ。

FIREした時は2500万円ほどあったワケだが全く働かずに資産を食い潰すことは考えていなかった。

ただ生活費が低いので年間50万円程度でも稼げば十分かなみたいに思ってた。

で職業訓練の最中は失業保険が出るからそれでいい。

そこまでは想定内だった。

が、しかし

無事職業訓練が終わってちょいと働くかという時に親父が死んだ。

そのあとは神奈川の実家に戻った。

三度の飯を作り掃除洗濯買い物などをこなしてたら働くどころではない。

で1年経ってまた北海道に戻った。

友達の家に居候。

畑の世話をする代わりにタダで住まわせてもらった。

これだと生活費は5万円くらいで足りてしまう。

なので働く気も起きなかった。

で2024年3月に引っ越して安物件で一人暮らし。

この時資産は3000万円を超えていたのでやはり働く気は起きなかった。

そして今に至る。

親父が死んだ時の僕の資産残高は2300万円ほどで退職時より200万円減らしていた。

だからこれがなければサイドFIREをしてたと思う。

結局働かない間に資産が増えてアッパーマス層に到達してもういいかなみたいな感じになっている。

この展開を退職前にするなんてのは無理だ。

だから僕は実際にやってみたらどうなるのかということをすごく重視している。

運がよかった

これは間違いない。

市場環境がよかった。

何しろ日経平均はバブル後最高値を超えたのだし。

僕が退職した時より1万円ほど上昇している。

仮にFIREした時にリーマンショックみたいなことが起きていたら僕の資産は今頃1000万円くらいかもしれない。

だから運がよかった。

でもまあ、この運がよかったというのも一つの結果なんだよね。

いつFIREするのがタイミング的にいいのかなんてやってみないと分からない。

ただ備えは重要だ。

リーマンショックは丸2年経過する前に市場は底を打って反転している。

つまりリーマン級でも2年分の生活費をキャッシュで持てばいいのではという結論になる。

それで僕は大体2年分を現金で振り分けている。

現金が少ないと資産を取り崩さなくてはならない。

これが暴落時だと資産が目減りしたタイミングで換金するのであっという間に資産が減ってしまう。

だから現金に余裕を持って資産には手をつけないようにするわけだ。

2年分あればその間に資産はまた増え始める。

さらにいえば、元々の生活費が低いのだからちょいとアルバイトや派遣でもすれば現金もたいして減らさずに済む。

それだと暴落時耐性もかなり高くなる。

なので今の僕は働く気は全く起きないがリーマン級の暴落が起きたらバイトするだろう。

現金以外の資産に手をつけずに暴落を凌ぐために。

逆にいえば対策はこれくらいだ。

案ずるより産むが易しって感じ。

あとがき

大事なのは最悪の時にどうするかってことくらい。

2年分の生活費を現金で持っておく。
必要ならばバイトなりして補充する。

これくらい。

その現金の補充にしても市場環境がいい時は資産をちょっと取り崩せばいい。

バイトで現金補充するのは暴落時くらいだ。

巷ではFIREするには5千万円必要だとか1億円必要だなんて言われてる。

1億ってさ。

いつになったら達成するのさと思う。

退職金入れても1億に届かない人がほとんどだろう。

って退職金で1億になってもそれはFIREではない。

ただの定年だ。

生活費にもよるがサイドFIREであればそれほど資産も必要としないだろう。

僕みたいな独身であれば2000万円を超えていれば十分だと思う。

何よりも疲労度が激減するのが素晴らしい。

ラジオで疲労は万病の元と言っていた。

サラリーマン時代の煩わしさがなくなり十分な睡眠も取れて疲労はほとんど感じない。

歳をとってくると目先のサラリーよりも疲労のない生活のほうが重要度は上がってくる。

FIREして良かったのは自分にとって本当に大事なことは何なのかみたいなことに向き合えることだろう。

フルタイムで働いているとついつい惰性で日々が過ぎていってしまうから。