【半分働く】セミリタイアするにはいくら必要か?【FIRE】

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おはようございます!ねこますた~です。

ようやく今日の朝になって雨も上がり、といっても曇りですが、車を持っていない僕には出かけやすい天気になりました。

いつまで今の仕事をしているんだろう?というのはずっと考えていたことなんだけど、最近セミリタイアとかFIREとか耳にするようになって、ちょっと真剣に考えてみることにしました。

自分の考えるセミリタイア

巷で言われているセミリタイアやFIREは、20~30代の若者が経済的自由を手に入れて早期リタイアするというものが多い。

僕はすでに50代なので、いま仕事を辞めたとしても早期リタイアって感じじゃない。

そういう意味では広義のセミリタイアということになる。

今の資産は1600万円なので、ここから経済的自由を手に入れるまで資産を増やすというのも現実的ではない。

そんなわけで、僕の描くセミリタイア像は、半日働いて残り半日は好きなことにあてるというもの。

今はフルタイムで働いているけど、これだと仕事のある日に好きなことをする時間はあまりない。

毎日好きなことをやる時間がそれなりに確保できている生活。

これが一つの理想形。

4%ルールというのがあるらしい

持っている資産の4%を毎年取り崩すというものだ。

例えば、資産が4%成長すれば、4%取り崩しても資産は減らない。

もちろん、毎年そんな上手くいくはずもないだろうけど、逆に4%以上成長することもある。

なので、株式で運用すると30年経っても資産が底を尽きる確率はほぼない。

僕の場合、65歳の年金受給まで資産がもてば問題ない。

年金定期便によれば、月10万円くらいはもらえる予定になっているので、それで生活費はまかなえる。

ということは、定年までの10年そこそこをなんとかすればいいわけだ。

もちろん、あと10年なら定年までいれば?という考え方もある。

が、しかし。

健康寿命を考えるとこの10年は大変重要なんですよ。

日本人男性の健康寿命は70代前半。

65歳の定年まで勤め上げると、自由な時間は10年あるかないか。

もちろんこれには個人差があって、平均的な値を参考に話を組み立てているのは承知している。

ただもう50代に突入したので、この平均的なモデルは当たらずとも遠からずだと思う。

そうなるとやはり、健康寿命まで残り10年なのか20年なのかは真剣に考えるテーマな気がする。

そもそも独身・借家暮らしで自由に過ごさなくてどうすんのさ?と思う。

身軽じゃん。

生活費を計算してみる

月12万円くらい。

家賃が2万しないから固定費が安く済む。

きっちり節約すれば月10万円くらいになるけど、ここは少し余裕を見てみる。

急な出費ってあるものだし。

すると年間144万円必要。

ここから4%ルールで計算してみる。

144万円/4%=3600万円なり。

3600万円の資産があれば、毎年そこから4%の144万円を取り崩してもほぼほぼ資産が減ることがない。

が、しかし。

僕の資産は1600万円。

あと2000万円足りない。

2000万円資産を増やす間におそらく定年になるね。

ダメじゃん。

なので3600万円貯めるのは現実的ではない。

じゃあどうする?

半分働くという考え方

まずは現実的な額から逆算してみよう。

老後2000万円問題があるから、ここまでは貯める。

目指せ2000万円!ってブログでも書いているしね。

4%ルールを適用すると、資産2000万円の4%は80万円。

年間80万円は資産から取り崩すということだ。

さっきの計算だと年間の生活費は144万円。

つまり残り64万円が必要。

これって月に5~6万働けばOK。

具体的には時給900円の4時間勤務を週4でいい。

これだと午前中働いて午後から自由という生活ができそうだ。

このくらいだと何だか現実的な気がする。

ちょっとくらい働いていた方が、社会とのつながりも少し持てるし。

で、これがいつごろ実行可能なのかだけど、資産が2000万円になるのが早ければ2年後くらいじゃないだろうか。

市場環境が変なことになっていないという前提だけど。

そうなれば、健康寿命までの約20年間、自由な時間も持ちつつ経済的にも破綻せずに過ごすことが可能になる。

65歳からは好きなことばかりやって過ごしてOK。

あとがき

若い頃は自由に生きてみたいと思っていて、だけど焦ってお金を貯めようとして、逆に何度も全財産をすっ飛ばして一文無しになっていた。

いまは、自由に生きたいというのもあるのだけど、人生半分が過ぎて死が近づいているから、身体が動くうちに好きなことをやっていたいという感じ。

それって自由に生きたいってことじゃないの?と思われるかもしれないが、ちょっと違う。

残された時間が短いから好きなことをやる時間を確保するって感覚。

20~30代でFIREする人はそんなんじゃなくて、もっと前向きな感じだと思うんよ。

いずれにしても、若いころに夢見ていたセミリタイア生活に、もう少し頑張れば届きそうなところまで来ているのが分かった。

これが実現できた時、ゆるぶろぐは完成するのかもしれない。