【103万の壁】色々な働き方をしている人がいる【106万の壁】

life

おはようございます、ねこマスタ〜です。

今日は曇り、気温は15℃の予定。

まあまあ過ごしやすい1日になりそう。

トランプ氏が勝って市場は一段高になっている。

このまま年末ラリーになってくれたら今年は最高の一年になるだろう。

まぁそう上手くいくかは分からないけども。

色々な働き方をしている人がいる

僕は20年ほど前アルバイトを3つ掛け持ちしていた。

そのうちの一つがホテルの客室係。

大勢のおばちゃん達と働いていた。

時給は630円くらいだったはず。

最低時給だよね。

そんな時代でも年末になるとおばちゃん達は103万円の壁を越えそうになるのでシフト調整をしていた。

クソ忙しい時にベテランが抜けるという馬鹿らしい事態が毎年起きていたわけだ。

今は客室係の時給は1000円くらい。

一体どうやっているのやら。

壁を突破しても稼ぎたい人もいるだろう
103万円以内に収めて扶養に入っていたい人もいるだろう

雇う側からすれば今より多くの人が必要になるのは間違いない。

だからタイミーみたいな働き方が出てくる。

その昔DINKSという言葉が流行った。

Doble Income No Kids

子なし2馬力という意味だ。

この場合はどちらもバリバリ働くのが普通なので103万や106万の壁は関係ない。

女性の方が稼いでる夫婦も珍しくない。

103万円の壁が問題になってくるのは夫の扶養に入っている女性だ。

所得税もかかるし扶養も外れる。

だからそれ以内で働こうということになる。

それに小さな子供がいればそもそもフルタイムは難しかったりする。

だから103万以内に抑えて働くのは上手いやり方だった。

子育ての時間も取れるし家計の足しにもなる。

ただ、この制度30年変わってない。

その間物価はさすがに上がっている。

だから国民民主党は103万円→178万円に額を引き上げようと提案している。

たぶんそれは今の時代にあった仕組みだと思う。

時給だって今は1000円以上のところが多い。

週20時間働いたとしたら1000円✖︎20時間=20000円。
1年は52週だから20000円✖︎52週=104万円。

週20時間って平日4時間ってことだ。

それで103万円の壁は突破してしまう。

だから限度額を引き上げるのは現実的だろう。

106万円の壁撤廃

103万の壁を引き上げたとしても106万の壁がある。

ここで社会保険料がかかってくる。

で政府はこの壁を撤廃しようとしている。

週20時間以上働いたら社会保険料かかりますよと。

これやられるとパート・アルバイトの手取りは減る。

知識人はこう言う。

将来の年金が増えますよ。

でも子育てをしている今が大事だったりするわけよね。

子供が独立した後の年金額が少々増えたからといってやった〜とはならないんよ。

また知識人はこうも言う。

年収200万円以上働けば壁は関係ないですよ。

イヤイヤそうじゃないんだって。

子供との時間も取りたいんだってば。

頭のいい人の考える施策ってどうも庶民のリアルを分かってないっていうか。

だから103万の壁を引き上げても106万円の壁を撤廃するのなら効果は相殺されてしまう。

結局103万円に抑えようとなるのではなかろうか。

あとがき

人手不足と言われている。

だから103万円→178万円に引き上げるのは有効だ。

が、しかし

週20時間以上働く人はすべからく厚生年金加入となれば調整する人はかなり出てくる。

政府は本当に人手不足を解消したいと思っているのだろうか?

謎だ。

その代わりに外国人実習生なのか?

これだともうどこを向いて政策を実行しているのか分からない。

このような施策一つから政府や国に対する不信感は募る。

それが結局日本人より外国人を優遇しているのではみたいな話にもなってくる。

さらに突き進めば陰謀論みたいな話にもなるわけだ。

そのへん大局的な見地から物事を見る政治家が求められるけどいないのだろう。

僕がトランプ氏になって良かったと思うのは日本が変わるかもしれないからだ。

彼は米国ファーストなので日本も含む外国には厳しいだろう。

でもそれは自分ごととして考える機会を得るという事でもある

多くの人が日本このままじゃヤバいじゃんと思えば何かが変わるかもしれない。

そんなことをちょっとだけ期待してしまう。