日本人の幸福度が低いのは

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おはようございます、ねこますた〜です。

北海道に梅雨はありませんが最近よく雨が降ります。

そんな時はずっと家にいるからブログ日和でもある。

このブログも2020年1月から続けているので5年目に入った。

日記がわりとはいえよく週2ペースで淡々とやっていると思う。

日本人の幸福度が低いのは

日本人に生まれてきただけでかなり幸運だと思うんだけどね。

だって世界には200カ国くらいあって大変な国は数多い。

難民が発生してたり戦争や内乱があったり。
あるいは自国通貨が全く信用できなかったり。

日本人として生まれたら大抵のサービスは受けられる。

先進国でもこれほど安価に医療サービスを受けられる国はほとんどない。
どこでもネットが通じてそれなりに速い。
投資環境もいい方だ。

それでも日本人の幸福度は世界ワースト3。

子供に至ってはワースト2らしい。

もともと幸福度は低めなのだろうがこれはひどいですね。

不安遺伝子のせいもあるんじゃないかと思うけどこの13年で13%も下がっているのはそれだけが原因じゃないよね。

たぶん日本が本格的な衰退期に入ったからだと思ってる。

日本人がセロトニントランスポーター遺伝子SS型の割合が多いのは知られている。

俗にいう不安遺伝子だ。

だから幸福度は低めに出る傾向にあるのはわかる。

ただやはりさらに幸福度が低下傾向なのは国が傾いてきたからだろう。

バブル期を頂点としてすでに転げ落ちている最中だ。

しかも少子化も相まって衰退に加速がついている。

さらに他国の経済成長の相対的差もあるから没落感が半端ない。

失われた30年といわれているが最初のうちはまだ余裕があった。

このままだと日本もやばいんじゃね?にもどこか他人事な感じがあったのだが。

しかし

今は本当にヤベえじゃんになっている。

それとともに国民にも余裕がなくなってきた。

以前なら海外ODAにこれほど批判は出なかった。

今はバラマキ批判が絶えない。

さらには皇室関係の出費にも厳しい目が向けられている。

少なくとも昭和天皇の時代にはそんなことはなかった。

かつて同情するなら金をくれは一大センセーショナルを巻き起こした。

が、しかし

今はそれが現実となっている。

住民税非課税世帯の給付金はまさにそれに当たる。

でそれは驚くことでもなんでもない。

そういう時代になったわけだ。

この没落感は相当なものではないだろうか。

1億総中流といわれていた頃は給付金なんて発想はなかっただろう。

それだけ日本が衰退したということだ。

これが幸福度の低下に一役買っていると考える。

客観的に見れば世界の中でもかなりマシな方なんだけど。

そのような見方をする人は少ないだろう。

なぜなら比べにくいからだ。

それよりもかつての国の繁栄との方が比べやすい。

なぜなら実際に過ごした期間だから。

将来はさらに悪くなるという予想があるから幸福度も当然低くなる。

あとがき

海外の方が稼げるということでオーストラリアあたりに行く人が結構いるらしい。

若いうちは色々動くのはいいと思う。

英語も話せた方が間違いなくいいしね。

一方で本格的に海外移住をした人が戻ってくるケースもあるようだ。

これも分かる。

単純にお金を稼ぐために1年くらい海外に行くのはわかりやすい。

が、しかし

移住となれば勝手が違う。

その国に根を下ろすことになる。

だが日本は衰えたとはいえ相変わらず便利で安くて娯楽もたくさんある国。

高い医療費を取られることもない。
交通や通信も発達している。
安全でもある。

海外に住むことによって日本のいい面に気づくわけだ。

結果帰ってくる人たちがいるということ。

それもありだろう。

実際に経験しないと分からないことはある。

そんな海外での経験をした人が日本にポジティブな影響を与えてくれればいいんだが。

まあ人数も少なそうだから難しいか。

人の移動がなくなると閉塞感が増すのでこれは危惧するところではある。