退職して七十五日

life

おはようございます、ねこマスタ〜です。

今日で退職して七十五日になりました。

ことわざにもありますが、一区切りにはちょうどいい頃なのかもしれません。

人の噂も七十五日

デジタル大辞泉によると

世間のうわさは長く続かず、しばらくすれば忘れられるものである

まあ、そんなものだよなと思う。

で、これは自分自身にも当然当てはまる。

つまり、今日で退職して75日目だけど、結構前職のことがボヤけ始めている。

あれほど退職の際には周囲の人たちに良くしてもらったのに、それでも記憶が薄れてきている。

そんなもんなんだなあ。

もっとも、生まれた時からの記憶を全て覚えていたらそれも異常だから自然なことなんだろうけど。

まあちょっと、一抹の寂しさを覚えました。

街でバッタリ会ったときに名前が出てこないかもしれないなあとか考えてしまった。

新しい記憶が入ると古い記憶は奥に押しやられるのか?

でも競馬は古いレースの方が鮮明に覚えているんだよなあ。

トウカイテイオーとビワハヤヒデの有馬記念とか。

今を楽しむ

退職して2ヶ月半、毎日が日曜日で目覚ましもかけずに生活している。

じゃあ暇なのかといえばそんなことはなく、週2でブログを書き、毎日走り、週2~3で釣りに行くと結構忙しい。

毎日あっという間に夜の12時になってしまう。

寝る前にいつも思うのは、なんて楽しいんだろうってこと。

特に、時間に追われることがなくなったのが大きい。

今までは生活時間の基本に仕事があって、それ以外の時間をどう過ごすかみたいなことだった。

これだと友達と遊んでいても、明日からの仕事の事とかが頭に浮かんでしまってどうにも楽しめなかった。

が、しかし

今は次の日に何かをしなくてはみたいなことはないので、その瞬間を楽しめるようになりつつある。

社会人になってからは効率的に先を読む癖が身についてしまって、それは昇進には役に立ったと思うけど、今を楽しむみたいなのが出来なくなっていた。

先日、友達の畑の手伝いに行って、野良仕事のあとその場で焼肉をしたけど、俺は今この瞬間を楽しんでるなあと感じた。

子供の頃は学校から帰ったあとすぐに友達と楽しく遊んでいたけど、あの感覚はもう味わえないと思っていたから感動した。

何だかんだで、現役時代は仕事に追われて心に余裕がなかったということだろう。

いま思えば、なんでここ25年間も釣りに行ってなかったんだろうって不思議だし。

こういうのって退職して初めてわかることだなあ。

これから

先週末に職業訓練校の試験を受けたので、受かっていれば7月から半年間職業訓練に通う。

その場合平日は職業訓練、土日祝日は休みという生活パターン。

これまでの毎日が日曜日とは違ってくる。

職業訓練に通うと、その間失業保険は給付されるから、僕の場合年末まで手取り18万円くらいもらえる。

今年いっぱいお金の心配がいらないっていいよね。

資産が2000万円を切ったら働くかなあと思うけど、失業保険が出るうちはその必要もないし。

田舎では手取り18万円以上もらえる仕事を見つける方が難しい。

都合のいい考えでいくと、寒くて釣りに行かない12~3月だけ働くパターンとかいいんだよなあ。

それで50万円くらい稼いだら、資産もほぼ減らさずに済みそうだし。

そんな期間限定の仕事とかあれば面白そうだなあ。

あとがき

記憶って日に日に風化していくんだと、毎日実感しています。

一抹の寂しさもあるし、新鮮な気もしている。

というのは、仕事ではある意味安定していて新しいことはほとんど起きなかった。

が、しかし

今は違う。

釣りにしても、ぶっ込み・サビキ・ルアーと種類があるし、エサやら場所やら時間やら、とにかく奥が深い。

同じような事をしていても、上手な人は全く釣果が違うし。

それを実際に上手い人から聞いたり動画で調べたりしていると、新しいことがバンバン出てきてあっという間に時間が過ぎていく。

あぁやばい、幸せだわ。

出来るだけこの生活を維持したいと心から思う。

男性の健康寿命は約70歳だから僕はすでに残り20年を切っている。

そう考えると運動・食事・睡眠にも気を配ろうという気になってくる。