砂時計の砂

life

おはようございます、ねこマスタ〜です。

ここのところ連日雨が降っていて今日も朝はにわか雨でした。

雨が続くと畑仕事は全くできないので困ります。

雑草がすごいことになるんですよ。

なんかもう草むしりが追いつかなくなってきた。

雑草魂って聞くけどあれ最強だろ。

砂時計の砂

サウナにはたいてい砂時計が置いてある。

3分のものもあれば5分のものもある。

砂が全部落ちたらひっくり返せばまた最初から。

ぼんやり見ていて思う。

人生って砂時計の砂のようだと。

ただ違うところもある。

人生は一度きりだということ。

輪廻転生っていう考え方もある。

が、しかし

そっちに行ってしまうと現状がダメでも来世でみたいになってしまう。

僕は幸せというのは今の幸せの連続形だと思うわけ。

だから来世はきっと良くなるみたいのだと幸福感はなかなか湧かないのではなかろうか。

そんなこともあって僕は人生は一度きり、砂時計の砂みたいなものだと思ってる。

落ち切ったら終わり。

3分の2は終わった

僕は56歳なので平均寿命からすれば人生は3分の2は終わっている。

つまり3分の砂時計だとすれば残りはあと1分しかない。

しかもラスト10年くらいは満足な生活が出来ないのが平均的日本人だ。

自分が平均かどうかは分からないが、それをもとに考えたら自由に過ごせる時間って本当に僅かしかない。

砂時計の例で言えばあと40秒くらいだろう。

僕の場合、そういう感じで人生を見ているので2000万円でFIREしたんだと思う。

だって1億貯めようなんて思っていたら人生終わってしまうもの。

自分の残り時間と経済的状況を考えると老後2000万円問題のラインは踏ん切りをつけるのにいい塩梅だった。

これが65歳まで働くのが当たり前の思考になってたらそうはいかない。

この場合、砂時計の例でいえば残り40秒くらいしか残ってない。

健康寿命は20秒くらいしかない。

だが普段フルタイムで働いているとそんなことを考えることはまずない。

なぜなら仕事が生活の中にというか中心にドーンとあるからだ。

一番時間を割いているのが仕事なのだから当然そうなる。

その結果、自分の残り時間がたいして残っていない問題から思考を遠ざける。

逆に大病を患って入院したりすると時間があるのでそれに気づいたりするわけだ。

40代は分かれ目

40代での身の振り方が大事なのかなあ。

なぜなら40代は給料もそれなりだから投資に回せるお金もある。

人生もちょうど半分あたりで、好きに生きるには資産が必要だと理解しやすい。

僕は40代前半から投資にフルベッドして10年ほどで2000万円を達成した。

もっと早くから始めている人は2000万円などと言わず3000万円や5000万円を目指せばいい。

不思議なものでこのくらいあればおそらくもう好きにやっていけるってのが感覚でわかる時がくる。

僕は年金までの残り期間や日々の生活費、持病などを考慮して2000万円強でFIREした。

あとがき

サラリーマン時代は仕事上のストレスや悩みが頭の大部分を占めていて、残りの人生が少ないなんて思考にはならなかった。

そんなことを考える余裕が無かったとも言える。

が、しかし

一歩引いて見てみれば、男性の平均寿命は80代前半で健康寿命は70代前半だ。

だから自分の年齢を考えれば単純な引き算なのだ。

こんな当たり前のことでも、よくよく考えれば自分の行動を変えるきっかけになる。

例えば余命1年ですと言われたら誰だって生き方を考えるだろう。

それをもうちょっと拡大して考えればいい。

ずっと平均の話をしてきたが、平均寿命まで生きるかだってそもそも分からない。

すでに余命1年の可能性だってある。

そう考えれば自分にとっての優先順位みたいなのが見えてくるだろう。

それは人それぞれ。

僕の場合はどうやら仕事の優先順位は低かったようだ。