バブルかどうかはPERで判断する

投資

おはようございます、ねこマスタ〜です。

中央競馬見ながら買いてます。

お盆も過ぎて例年通り涼しくなりました。

今日は最高気温は24℃の予報。

もう今年は30℃になることはないかも。

すでに夏を惜しむモードになっています。

バブルかどうかはPERで判断する

今月は暴落に始まり爆上げとジェットコースターのような相場の動きになっている。

その結果色々な人が相場について語っている。

僕は暴落の次の日にJTと三菱UFJを指値で入れておいたが約定せず。

まあこんなもんだ。

伝説のファンドマネジャーと呼ばれる人は暴落の日に銀行株を仕込んだそうだ。

さすがだ。

で今回の日経4万円台なんだけどバブルだという人もいる。

本当にそうなのだろうか。

人によって言っていることがまちまちというか正反対だったりするので自分の相場観を持っていない人にとっては迷うところだ。

それでなんだけど。

一つおすすめの指標がある。

PERだ。

株価収益率などとも言う。

これは株価を一株あたりの純利益で割った値だ。

単位は倍。

現在のPERは米国が25倍くらいで日本は15倍くらい。

世界のPERを見ても米国はインドは高い。

日本は平均よりやや下あたり。

でこのPERは現在の株価が割高か割安かを判断するのに用いられる。

だからバブルかどうかを見極めるのには非常に有用だ。

ちなみに現在世界の市場でPERが30倍を超えているマーケットはない。

それでは日本のバブル時はどうだったのだろうか。

当時の日経平均のPERは60倍を超えていた。

馬鹿げている。

そしてPERでは株価水準を説明することができなくて証券会社は新たにqレシオなる指標を作り上げた。

これは土地の含み益などを指標に組み込めるので株式の割安感を演出するのに便利だった。

が、しかし

今では全く使われていない。

当然だ。

さて話を戻そう。

現在日本株のPERは約15倍。

これがバブルなのかどうか。

僕はバブル崩壊をリアルに知っているのでこの水準はバブルとは言わない。

だからこそ暴落の次の日に指値をセットしたわけだ。

そもそも日本のPERは先進国平均にも全世界平均にも届いていない。

どちらかといえば割安の部類だ。

なので暴落したらバーゲンセールだから買おうと思うわけ。

元々今年は株式の購入予定はないのだが美味しいチャンスは逃したくない。

が、しかし

今回はどうやらダメなようだ。

一日にして上がっていってしまった。

ただ指値は1ヶ月以上有効なのでそのままにしてある。

なにが起こるのがわからないのが相場だから。

もしかすると2番底があるかもしれない。

ないかもしれないが。

でもそれくらいの心持ちで構わない。

プロだったらポジションを取らなければならない時でも素人は待つことができる。

値を追いかけていくのが一番失敗しやすい。

それだったら毎月投信にコツコツ積み立てる方がずっといい。

ドルコスト平均法で結果的に安く買える。

ただPERに関しては米国は30倍、日本は20倍を超えるようなら要警戒だ。

米国やインドのPERが高いのは成長企業が多いからだがそれでも20倍台がいいところ。

日本は古い企業が多いから10倍台になる。

もしもこの水準を突破してかつてのバブル時のqレシオみたいな指標が出てきたらそれはバブルだ。

僕の中では市場に対するスタンスはこんな感じ。

だから今はバブルではないので暴落すれば買いに回る。

それだけだ。

特に高配当株なんか安い時に買うと利回りが良くなるからいいよね。

あとがき

自分なりの基準を持つことは重要だ。

そうしないと色々な意見に左右されることになる。

特に不安になっている時にあれこれ聞かされると間違った判断をしがちだ。

今回の暴落では痛手を負った人もいるかもしれない。

僕も投資を始めたばかりの時は右往左往して資産を失った。

別に投資などしなくても経済的に問題ない人はする必要ない気もする。

が、しかし

このままだと人生ずっと自転車操業だと思う人はやった方がいい。

小資金の時の失敗は大したことはない。

てか資金が少ないうちに失敗しておいた方がいいとも言える。

僕は自分なりの相場観が確立して資産が1000万円を超えてからは順調に推移している。

だから退職金で資産運用しようなんて人ほど危ない。

相場観もないので下手すると証券会社の外務員におまかせみたいなことになる。

が、しかし

外務員の仕事は顧客を儲けさせることではない。

自分の成績を上げることだ。

定年まで働いた人ならば分かりそうなものだけどね。

手数料の高い商品を勧められたり頻繁に売買されたりして証券会社は利益を上げていく。

だからネット証券の方がいいのだけど自由に出来る代わりに相場観が必要になる。

それを育てるには資金が少ないうちに試行錯誤するのがいいと思う。