トランプ氏圧勝

life

おはようございます、ねこマスタ〜です。

今日は最高気温は8度の予報。

とうとう雪も降ったようで北海道は一足早く冬入りです。

トランプ氏圧勝

接戦が予想された米国大統領選挙だったがトランプ氏が圧勝した。

総得票数でも上回った。

上院も共和党が制したのであとは下院だけ。

これも共和党が制するとかなり政権運営は楽になる。

今のところ下院も共和党優勢で進んでいる状況だ。

今後日本には厳しい要求をしてくると思うがこれは案外悪いことではないと思う。

何しろ日本は外圧がないと変われない国だから。

日本は戦後ものすごい勢いで復興して経済発展を遂げた。

多くの国がその成功を見てルックイーストなんて言葉も当時はあったくらいだ。

マレーシアのマハティール首相が言った言葉だ。

ありていに言えば日本に学べということ。

日本人の多くは高度経済成長は自分たちが勤勉だからとかモノづくりが得意だからだと思っている。

資源がない国だから付加価値を付けなければいけない。

これは正しいしその通り。

一方で持てる資源を経済に全振りしたことはあまり話題にならない。

普通は国を守るために防衛費を計上する。

もちろん日本も計上はする。

が、しかし

米国が守ってくれるとでも思っているのか防衛費が1%を超えることは最近までなかった。

ていうか防衛費が1%を超えそうになったら国中が大騒ぎをしていた。

軍事国家になるのかと。

ちなみにNATOは防衛費を2%以上を基準としている。

権威主義国家であればもっと比率は高い。

つまり日本は防衛費を抑えて経済に回していた。

1980年代に日米貿易摩擦があったが米国の不満も分かる。

当時の日本の防衛費は1%未満だった。

で経済は発展してジャパンアズナンバーワンなんて言われてた。

んで日本を守ってねと。

その後失われた30年に突入して日本に対する圧力は緩和された。

が、しかし

2016年にトランプ氏が大統領になってまた風向きは変わった。

彼はこう言っている。

米国が攻撃されても日本は米国を守らない。
なぜ日本が攻撃されたら米国は日本を守らなければいけないのか?

米国からすればこれは当然の見方でもある。

そして実際日本は米国が攻撃されても米国を守るために出動することはないだろう。

でもこれは悪いことばかりでもなかった。

トランプ氏以前の日本はかなり楽観的すぎた。

日本には平和憲法があるから戦争は起こらない。
日本から攻めることはないのだから戦争に巻き込まれることはない。

こんなことを真顔で言う人たちが結構いた。

が、しかし

そんなことを言う人は今やほぼいない。

ウクライナやパレスチナを見て現実が分かったのもあるだろうしトランプ氏の突き放した物言いで我に返ったのもあるだろう。

ロシア・中国・北朝鮮と核保有3カ国に囲まれて戦争は起こらないと言うのは外国人には謎理論でしかない。

財政がもたない

かつて防衛費シーリングなんて言って1%を超えるのを大騒ぎしていたのも今や昔。

日本の防衛費も1%は超えている。

将来的にはNATO並みの2%程度まで持っていく計画だ。

が、しかし

すでに日本の人口は減少し始めている。

高齢化は進む一方で社会保障費は増え続けている。

防衛費を増やすのは至難の業だと思われる。

そもそも経済をある程度犠牲にしなければならない。

今でもG7最悪の財政状況でこの先乗り切れるとも思えない。

明治維新後日本は富国強兵を押し進めた。
戦後は富国だけを押し進めた。

そのツケをこれから払うことになる。

それでも結局トランプ氏のような外圧が日本を変えるきっかけになるのだろう。

これは悪いことではない。

変わらないと日本はジリ貧になるだけだからだ。

あとがき

自分はゆるく生きるを実践している。

そして自分が生きている間は何とかなるのではとも思っている。

だから別に気にしなくてもいいという考え方もある。

ただね。

このままだとそのうち日本って消滅するんじゃないかと思うんよね。

最近だと茹でガエルなんて表現もされているけど。

根拠もなく何とかなると思っている感じがね。

2200年には日本の人口は1000万人を切るとも言われている。
2300年には140万人になるようだ。

その頃には国を維持するのは難しいのではなかろうか。

別に生きてないからいいのかもしれないが。

ただ変わるなら追い詰められてからではなく人口が1億2千万人いる今の方が良いに決まっている。

でもそのきっかけになるのは相も変わらず外圧ってとも思うけどね。