50代でFIREするのはいい塩梅【手前みそ】

life

こんにちは、ねこマスタ〜です。

朝晩はだいぶ寒くなってきました。

冬は嫌ですね〜。

年々冬が辛くなってきました。

ちょうど職業訓練も終わるからこの冬はどうしよう?

釣りにも行かないし。

これから2〜3ヶ月の気分次第で決めます。

さてFIREですが、ここ数ヶ月ネット界隈でよく耳にします。

自分がFIREしたから記憶に残るようになったのか、本当にFIREという言葉がよく流れているのかは分からない。

ただ注目されている現象なのは確かだろう。

それで実際に4月からFIREしてみたんだけど、結果的に50代で始めたのは良かったなと思えてくる。

そもそもFIREとは?

あと10年もすると定年だから、その時に経済的に自由でもそれはFIREとは言わない。

悠々自適という。

FIREとは経済的自由を得て好きに生きることだが、満期まで勤め上げた人には使わない。

だからまだ働けるけど、辞めて好きなことやっているのがFIRE。

そして完全なFIREではないけどちょっと働けばOKというのがサイドFIRE

今日は分けるのが面倒くさいから引っくるめてFIREとして話します。

50代でFIREするのはいい塩梅

僕は結果的に50代前半でFIREしたけど、実にいい塩梅だったと思っている。

理由はいくつかある。

  • 年金受給までの期間が短い
  • 社会人としてのピークは過ぎた
  • 気力・体力・知力も下り坂

それぞれ見てみる。

年金受給までの期間が短い

これは要素としてはすごくデカい。

FIREを実行する際には4%ルールが基本となるが、この4%ルールは確実ではない。

資産の4%が毎年着実に増加するのならいいけれど、相場の世界だからリーマンショックみたいなことは起こりうる。

というか必ず起こる。

ブラックスワンだ!100年に1度だ!みたいなのがこの100年間に何度あったことか。

だから運悪くFIREした途端にリーマン級の暴落が起きて資産が半分になりましただと非常にキツイ。

そういう意味で、年金受給までの期間が短いほどリスクが軽減される。

30代でFIREしたら年金受給までの30年間に暴落がおそらく一度は来るだろうが、50代であれば運が良ければ来ないかもしれない。

コロナショック級は確実に来るだろうが。

そして少々の暴落が来ても年金は確実に計算できるので戦略が立てやすい。

社会人としてのピークは過ぎた

人によってはまだまだこれからという有能な人もいるだろうが、大抵は50代になれば社会人のピークは過ぎているだろう。

50代になって自分の定年時の姿が良い意味で想像つかない人は幸せだ。

そういう人はFIREなんてせずに仕事に邁進すればいいと思う。

が、しかし

ほとんどの人にはもう見えているだろう。

自分の退職時の光景が。

だから生活費を稼ぐために頑張るのはもちろんありなのだが、経済的に問題なければFIREするのには非常に良い時期だと思われる。

気力・体力・知力も下り坂

これは二番目の理由と連動している。

若い頃は今日より明日に希望を持っていた。

この理由は僕なりに考えると、日に日に気力・体力・知力が充実してくるからだと思う。

なので自分自身に期待していた。

が、しかし

流石に50代でそれはない。

それよりも意識するのは、残り時間がどんどん減っているという感覚だ。

将来に期待している時に残り時間が減っているとはふつう思わない。

だが全てが下り坂に入っている今は違う。

残り時間はすごく意識する。

だからより好きに生きたいと思うようになる。

もっとぶっちゃけて言うと、健康寿命があと20年もないのに働いている場合じゃないなという感じだ。

あとがき

ギリギリというか何というか。

僕は本当にラッキーだ。

50代で貯金がない人は7人に一人の割合でいる。

住宅ローンなどの借金も含め差引で金融資産がマイナスという人はもっといるだろう。

かく言う僕も40歳になったばかりの頃は過払金請求をしていたから資産マイナス。

そのままボーッと生きていたら相変わらず資産がなくて、働き続けるしか選択肢がなかっただろう。

が、しかし

病気になれば仕事の選択肢も狭くなる。

50代でそうなっていたらキツかった。

実際病気持ちだから仕事の選択肢は狭いわけで、やはりギリギリFIREが間に合ったと言う感じだ。

人生は何が起こるか分からない。

だから積極的な意味でなくても生活防衛的にFIREを捉えてもいいかもしれない。

そう言う意味でも50代でのFIREはちょうどいい塩梅だ。