【株式投資】個別銘柄分析~伊藤忠商事
こんにちは、ねこますた~です。
中央競馬は7月も無観客での開催になりそうです。
夏競馬で朝からビールをコキコキ飲みたいけど、今年は無理だなあ。
さて、この時期は株式関係書類がたくさん送られてくるんですが、今回は伊藤忠商事の銘柄分析をしたいと思います。
下の図は松井証券のNISA口座預り残高一覧でして、僕は伊藤忠商事を2016年から保有しています。
こうして見ると、利が乗ってるのもあるし、塩漬けになっているのもありますね。
まあ2014年に購入した株はすでに一度ロールオーバーして値洗い終わっているので、見た目よりは利益は乗っています。
株式投資でNISAを活用していない人は、もったいないので使った方がいいですよ!
目次
- 商社株を選んだわけ
- 銘柄選びの基準
- 伊藤忠商事にした決め手
- 今後の投資方針
商社株を選んだわけ
商社株を選んだ理由は2つ。それは
- 株式ポートフォリオに商社株を組み入れたかった
- 意識していないと同じような業種の株ばかりになる
どういうことか説明します。
株式ポートフォリオに商社株を組み入れたかった
ぼくは商社株は古くて新しいと思っています。
どういうことかというと、これまでずっと業態を変化させてきているからです。
なので、成熟株ではあるけれど成長の余地はあると思っていました。
あと配当利回りが高いのもいいですね。
ぼくが伊藤忠商事を購入した時は配当利回りは4%台でした。
業績がそこそこで配当利回り4%超えていれば十分です。
意識していないと同じような業種の株ばかりになる
僕の社会人のスタートは銀行でその後、喫茶店経営をしましたので、何も考えずに株を選んでいると金融や小売株ばかりチョイスしてしまいます。
これだとポートフォリオとしては良くないです。
今回の新型コロナでも空運はダメで医薬品は良かったりしますから、ポートフォリオは分散させておく方がいいでしょう。
銘柄選びの基準
銘柄選びの基準は以前の記事にも書いていますが、基本的に以下の3つです。
»【株式投資】個別銘柄分析~資生堂
- 知っている株を買う
- 業績が伸びている株を買う
- 社員の平均年齢が高くない株を買う
なんですが、必ずしもこの3つをクリアしていないといけないってわけじゃありません。
あくまでも銘柄選びの基本に据えている考え方ということです。
知っている株を買う
商社で検討したのは三菱商事・三井物産・伊藤忠商事の御三家ですが、知っているということではどこも大差ないですね。
なのでこのファクターでは特に差はつきません。
業績が伸びている株を買う
これに関しても、2016年の時点で大して差がなかったように記憶しています。
なのでこのファクターでもやはり差はつきません。
社員の平均年齢が高くない株を買う
これを意識して株式購入している人ってあまりいない気がしますが、僕はかなり意識しています。
自分が社会人として働いていてそう思うんですよね。
実弾部隊の若手が少しでも多い方がいいと思います。
御三家を比較すると伊藤忠商事の平均年齢が0.5歳以上若いです。
0.5歳って大したことないように思えますが、ヤフーファイナンスを見ると0.1歳の間に何十社と入っています。
そしてまた、そういう会社ほど人の出入りが少なくて変化に弱いのではないかと。
伊藤忠商事にした決め手
通常検討するファクターでは、平均年齢が他よりちょっと低いくらいしかないのですが、これだと決め手に欠けます。
伊藤忠商事がいいと思ったのは以下の2つです。
- 資源エネルギー関連の割合が低い
- 中国ビジネスに強い
資源エネルギー関連の割合が低い
商社は伝統的に資源やエネルギー関連への投資をしていますが、伊藤忠商事はいい意味であまりそちらには力が入っていない印象です。
石油とか鉄鉱石とかその手の投資額は膨大になりますし、当たればでかいけど外れれば悲惨な分野です。
つまりハイリスク・ハイリターンです。
なので、資源エネルギー関連の割合が高いほど業績は不安定になると考えてます。
伊藤忠商事はその割合が低いのでいいかなと。
中国ビジネスに強い
御三家の中では中国とのパイプが太いです。
それに中国は世界第2位の経済大国で年6%成長をしていましたから、中国に強いのはでかいですね。
参考に伊藤忠商事を購入した2016年1月21日からの比較チャートを載せてみます。
三菱商事をかわしたのは2019年後半なのでなんとも微妙ですが、非エネルギーの強みが出てきたのはこの頃からだったのかもしれません。
世界の趨勢は石油や石炭などのエネルギー産業には厳しくなっています。
今後の投資方針
伊藤忠商事は2016年にNISAで購入したので今年がロールオーバーの年になっています。
6月26日(金)の日経平均終値は22,512円ですが、これが24,000円を試す展開になるなら利確でもいいと考えてます。
伊藤忠商事は6月26日で2,343円ですが、日経が24,000円近辺に接近すれば、おそらく2,500円は超えてくると思うので、それだと1,250円の買い値の2倍以上になるから充分だと思います。
これ以上の上値余地は少ないと予想します。
バブルなら違いますが、バブルは弾けるのでやはり買えないかなと。
そんなわけで上値が前回高値を試す展開なら利確して、現金比率を高めてもいいですね。
そうではない煮え切らない展開になった時はロールオーバーで放置するつもりです。
この辺りは他の記事にも書いていますが、今回の新型コロナ関連の下落で新たにいくつか拾った株もあるので、またの機会に書きたいと思います。
»【株式・先物】株は年に2回売買すれば勝てる【FX・仮想通貨】