【株式投資】個別銘柄分析~資生堂
こんにちは、ねこますた~です。
資生堂から株主優待が届きました。
1カ月前にもらったのはどうやら総会の議決権行使した株主へのお土産だったみたいです。
資生堂太っ腹だな。
さて、株主優待が来たのも何かのタイミングだと思うので、資生堂の銘柄分析をしてみたいと思います。
株式を購入する時って銘柄分析をすると思いますが、みんなどんなふうに選んでいるんでしょうか?
今日は僕の銘柄選びを資生堂で説明します。
目次
- 銘柄選びの基準
- 資生堂独自のファクター
- どの枠を使って株式投資をするか
銘柄選びの基準
【株式・先物】株は年に2回売買すれば勝てる【FX・仮想通貨】より、僕の銘柄選びの基準は3つです。
- 知っている株を買う
- 業績が伸びている株を買う
- 社員の平均年齢が高くない株を買う
この3つをもとに検討しています。
ただし、基準を全部満たしている必要はありません。
なのでスクリーニング的に株式を選んでいるという感じじゃないですね。
そのうち失敗した銘柄選びも載せようと思いますが、失敗した原因のほとんどは、良く知らない株を買ったことです。
というわけで、①の「知っている株を買う」はバフェットも言っているほどですから最重要です。
②の「業績が伸びている株を買う」ですが、これは財務分析になりますが、実はたいして深く読み込んでいません。
売上と利益が右肩上がりならいいかなくらいです。
僕は最初の仕事が銀行員で融資先の財務分析などもやっていたので、財務諸表は読めますけど、あんまり読み込んでもパフォーマンスに影響していないです。
もう一度繰り返しますけど、売上と利益が右肩上がりならいいかなって感じです。
そして、どの程度伸びていればいいという細かい数値設定も特にありません。
というのは、この辺は成熟産業と新しい産業でも違ってくると思うので。
それであれば、同じ産業の中で成長度合いを比べた方がいいです。
③の「社員の平均年齢が高くない株を買う」に関しては、ぼくはアニマルスピリッツを結構重要視しているのでこのファクターを入れています。
守りに入るってやつです。
これを会社レベルに落とし込んだ場合、守りに入るってまずくないですか?
あと、平均年齢が高い会社は船頭多くして船山に上るみたいなイメージなんですよ。
年取ると身体より口が動きませんか?
まあ、あくまでもイメージなんですけど。
そんなわけで、銘柄選びの基準は基本3つです。
ここからは、その中で資生堂を選んだ理由を解説します。
資生堂独自のファクター
業界トップ企業だから。
いや~簡単ですね。
これはどういうことかというと、「うじゃうじゃある場合はトップ企業を買う」ってことなんですよ。
例えば自動車業界。
日本って世界的に見ても自動車メーカーが多い国ですよね。
これがうじゃうじゃあるわけですよ。
こんな状況だったらトヨタ買っておけってことです。
国内だけでもこれだけ競争が激しいのに、その中でトップだったらその株でいいじゃないと思います。
化粧品業界もたくさん会社ありますけど、今のような理由で資生堂でいいじゃないって感じです。
あと、もう少し詳しくみてみると中国人の評価が高いのも理由としては大きいです。
それと中国現地でのビジネス展開がほかの会社よりも速かったです。
もう一つは社長のインタビュー記事ですかね。
魚谷正彦氏が2014年から社長になってますね。
いわゆるプロ経営者なんですけど、ぼくはプロ経営者には懐疑的です。
落下傘じゃないですか。
プロ経営者の難しいところってここじゃないかと思ってます。
日本マクドナルドとか悲惨でしたよね。
今のカサノバ氏は素晴らしいですけど。
ただ僕が資生堂の株を買ったのは2016年で魚谷氏が就任してから2年経っていて、おかしな話とかも特に出てなかったです。
人心掌握できてなければ、その辺は日経新聞とか毎日読んでれば何となく分ったりしますし。
で、社長のインタビュー記事でした。
話長くなりました。
社会人生活がそれなりに長い人はインタビュー記事が参考になります。
自分の会社の役員や上司の良し悪しの見分けつきますよね?
あれと同じ感覚です。
ピンときますよ。
なのでダメなインタビューも分かるようになります。
「こりゃダメだ」と思いました。
どの枠を使って株式投資をするか
これは銘柄分析と直接の関係はありません。
NISAを使うか使わないかということです。
ただ、NISAは非課税なのでこの違いはかなりでかいです。
NISAに関しては記事を書いているので良かったら読んでみてください。
個別株は何倍にもなる可能性を秘めています。
株価が10倍になるものをテンバガーって呼んだりします。
ぼくは2016年に2200円で資生堂を100株購入しまして、今日の終値が6503円です。
たとえばですが、今日の大引けで売却したとすると利益は430300円になります。
これ、でかくないですか?
こんなところも気をつけて株式投資をした方がいいと思います。
投資信託であればつみたてNISAでもいいんですが、非課税枠は使った方がいいですよ。
さいごに
銘柄分析は奥が深くて、四季報を隅々まで読み込む人もいると思います。
ただ、購入した株が上がって利益がでれば正解だと思うので、銘柄分析も人それぞれかなと思います。
自分なりの分析方法で利益が出るとうれしさ倍増ですよ。
さいごに株式投資するうえで色々なヒントを与えてくれる本を一冊紹介して終わります。
ジャック・D・シュワッガー