お山の大将

life

おはようございます、ねこマスタ〜です。

最近は雨が降ることもなく暑い日が続いています。

前回のブログでは30℃になるかもしれないと書いたけど、その通りになりました。

今日ももしかしたら30℃まで行くかもしれません。

以前はTシャツ1枚で過ごす日なんてそれほどなかったけど、今は必需品。

お山の大将

暇人なのでビッグモーターの会見を見ていた。

で思った。

お山の大将なんだなぁ。

これ間違いなく周りにイエスマンしかいなかっただろう。

イエスマンしかいない弊害ってたくさんあると思うんだけどさ。

その一つにおかしな自分に自信を持つってのがあると思う。

普通、おかしなことをすれば程度の差はあれ注意や指摘されるものだ。

が、しかし

イエスマンしかいなければそれが通ってしまう。

本人は元々おかしなことをしてるつもりはないわけだ。

だから注意も指摘もされなければ自分が正しいと思うし、それが強化されていく。

常にそんな状態だと自分のやることに間違いはないと思うのはある意味自然だ。

これでお山の大将いっちょ上がり。

が、しかし

身内だけならこれで回るのかもしれないが、世間にさらされたらそうはいかない。

象徴的な受け答えがあった。

ゴルフボールを靴下に入れて振り回して請求額を上げたことについて聞かれた社長。

ゴルフを愛する人への冒涜ですよと答えている。

これってゴルフボールがどうこうじゃなくて、インチキして不正請求しているのがどうなのさ?って話なわけで。

でもこんな斜め上の答えが返ってきてしまう。

社内にはイエスマンしかいないから今まではこれが通っていたのだろう。

茶坊主

僕はFIREして無職だが友達は全員働いている。

みんなそれなりの企業で働いているので組織ならではみたいなのはあるあるだ。

で茶坊主の話によくなる。

茶坊主とは上の者に媚びへつらう人たちの総称だ。

僕の前職では明らかに茶坊主だと言える人は一人しかいなかったが友達の職場には大勢いるらしい。

何千人という組織だとそうなるのだろう。

あの人たちってホント驚く。

イエスマンなのは当然として、どうしてあれほど歯の浮くようなセリフをいえるのだろうか。

そこまで言ったら逆に気分を害するだろうと思って見ているわけなんだけど。

案外そうはならない。

てか言われた方もまんざらではない感じになっている。

ビジネス本などでもヨイショは大袈裟なくらいに積極的にしようなどと書いてあるのもある。

別に僕も専務や部長が気分よく仕事できればそれに越したことはないとは思っていた。

が、しかし

言わなきゃいけないことって必ず出てくるじゃない。

それをいかに相手の気分を害させずに伝えるかみたいなことには頭を使ってた。

でも茶坊主って根本的に違うのよね。

イエスマンだから。

新社長になる人が創業者を会見で持ち上げていたけど典型的だよね。

謝罪会見なんだけどね。

新商品発表会じゃないんだからさ。

好業績で勇退する社長に向けてみたいのなら分かるんだけど。

そうじゃないっしょ。

あとがき

結構罪深い事案だなあと思ったしだい。

だって従業員の何割かは不正に関わっていたわけで。

これ会社ぐるみじゃなければ普通はしないでしょ。

でも会社という組織に属すると人は案外平気で不正に手をそめる。

だからお山の大将とイエスマンで固めた組織ってホントやばいよね。

下の者はおかしな決定にも従わなければならなくなる。

腐った風土の会社って今までいくつも見てきたけど、下手に延命させるのは良くないと思うんよ。

社風ってそう簡単に変わらないから。

同業他社がないのならまだしも、そうでないのならまっさらにしてしまうのが一番いいと思う。