【前進後退】ニュートラルでいい【自由自在】
「前向きにがんばる」とか「前向きに生きる」とか昔から言われていて、そういうのがいいことだ、みたいな風潮あるけど、本当にそうなのだろうか?
ニュートラルでいいじゃないか
- 前向きなのも疲れます
- 後ろ向きも疲れます
- ニュートラルな考え方
前向きなのも疲れます
前向きなのがいい、というのは理屈ではもちろん分かります。
何かを成しとげた時の達成感や充実感、努力が報われた時の喜びなど、ぼく自身、これまで前向きに取り組んで結果を出したことはあります。
なので、前向きなことを否定するわけではありません。
ただ、前向きであることが基本の生活スタイルだと、それはそれで、結構疲れませんか。
勝負事の世界だと、そういうのは「前掛かり」なんて言ったりします。
常に前に出る姿勢だと、たとえば、サッカーではカウンター食らったりしますよね。
僕の好きな麻雀だと、前掛かりなのは、短期決戦には向いているけど、振り込みも多くなるので、長期の勝負に向いているわけではありません。
人生長いじゃないですか
こんなこと言うと「人はいつ死ぬかもわからない」なんて言われそうですけど、
そんな言葉を真に受けて「この一瞬一瞬を精一杯生きなければ」みたいなことをやり始めれば、あっという間に疲れてしまいます。
そんな、「前向きさを保てなくなった自分にガックリ」みたいなおかしな事になって、心身ともに不調になったりしたら、バカバカしいと思うんです。
後ろ向きも疲れます
後ろ向きが疲れるのは、多くの人が実感していると思います。
基本、いいことないですし。
ただ、考え方によっては、悪いことではないと思います。
最悪のことを想定する、みたいなのは、結構大事です。
「年金2000万円問題」ってあったじゃないですか。
最悪を考える人ほど、そういうのに対応してそうですよね。
それでもまあ、「後ろ向きで楽しい」ということも、あまりないのかなと。
ニュートラルな考え方
ニュートラルってなんですかね。
マニュアル車を思い出してもらえると分かりやすいです。(今はほとんどないのですが)
基本、ギアはニュートラルの状態ですよね。
そこから「ローに入れる」とか、「バックに入れる」とか言いますが、
「ニュートラルに入れる」とは普通は言いません。
「ニュートラルに戻す」って言いますよね。
何が言いたいのかというと
- ニュートラルが基本
- ニュートラルからはどこにでも行ける
ってことです。
「前向きなこと」も「後ろ向きなこと」も人生ですから、当然あるわけです。
ただ、そこに居つづけると疲れますから、「ニュートラルに戻る」って感じです。
だから、興味のあることは、ふつうにやってみればいいんです。
で、疲れたら戻るみたいな。
「やり続けなければならない」とか「結果を出すまでがんばる」みたいになってくると、疲れるし、逆に続かないのかなと
ぼくもブログ書いてますが、「毎日書かなきゃならない」みたいには思ってません。
当たり前に毎日書けるようになったら、それが自分のニュートラルな状態なんだと思います。
まとめ
正直、まとめようはない気がします。すみません。
ただ、疲れている人には、「ニュートラルな考え方もあるよ」ってことを、ちょっとお伝えしたかったです。
「何もしない」もありだと思うんです。
「常に何かをしていなくちゃならない」の方がヘンですよ。
あと、他人とくらべるのも疲れる原因ですよね。
だからと言って、「オレはオレ・あたしはあたしだから」みたいなのも、ちょっと固いかなと。
いいところは、ふつうに取り入れてしまえばいいんですよ。真似したって、どのみち自分のカラー出るんですから。
「ニュートラル = 柔軟」ってことだと、ぼくは思っています。