もし現役だったら新NISAはどうしたか?

投資

おはようございます、ねこマスタ〜です。

日銀は金融緩和策を維持しました。

なので10年もの国債だけ金利が低い状態はまだ続く。

だから海外勢は高い国債(金利が低い)を空売りしている。

年末は0.25%から0.5%に引き上げたので空売り勢にとっては素晴らしい日銀からのクリスマスプレゼントとなった。

今度は0.5%で攻防が繰り広げられている。

日銀としては海外のインフレもピークを超えたし利上げも最終段階だから、ここで頑張れば何とかなると思っているんじゃないか。

ただ頑張るにしても1年は頑張る必要があるだろう。

自分は債券はやらないのでこの勝負は興味深く見てるだけだがどうなることやら。

もし現役だったら新NISAはどうしたか?

NISAが2024年から改正されるのはもう散々ニュースで流れている。

何といっても非課税限度額が1800万円にジャンプアップしたのがでかい。

今まではつみたてNISAでも40万円✖︎20年で最高800万円だった。

それだと800万円積むのに40年かかってた。

が、しかし。

新NISAでは年間360万円の投資枠があるので1800万円は最短5年で到達する。

実はこれは凄いことだ。

すでに巷では色々なシミュレーションが出回っているが、出来るだけ早く枠を埋めた方が有利だ。

そこで20歳から新NISAを始めた人の65歳時の3パターンを出してみる。

利率は5%で計算する。
  1. 毎月5万円(年間60万円)を30年つみたて
  2. 毎月10万円(年間120万円)を15年つみたて
  3. 毎月30万円(年間360万円)を5年つみたて
  1. パターン1(年間60万円)の場合、65歳時で約8000万円
  2. パターン2(年間120万円)の場合、65歳時で約1億1000万円
  3. パターン3(年間360万円)の場合、65歳時で約1億4000万円

なので余裕のある人はさっさと枠を埋めて放置しておくのがいい。

定年退職時まで放置しておけば、退職金の何倍もの残高になっているはずだ。

流石に20歳から毎月30万は難しいが毎月5万入れてボーナスも全部突っ込んだら年間120万円くらいにはなるだろう。

そうすれば15年で積立完了で65歳時には億が見えてくる。

それにNISA枠を使い切ったら普通に投資すればいいし、確定拠出年金に満額入れればいい。

だから若い人で投資の余裕がある人には普通に億が狙える世の中になった。

素晴らしい。

で、アンタ55歳じゃんって話。

そう、だからこれらのパターンはどれも当てはまらない。

が、しかし

考え方はそう変わらない。

出来るだけ早く枠は埋めて放置がいいのは同じ。

だから退職せずに現役だったなら年間120万円くらい積立しているだろう。

で、60歳満期のイデコがおそらく600万円くらいだと思うのでそれもぶち込む。

この歳から1800万円の枠はそう簡単に埋められないが、せっせと資金を投入することだろう。

取り崩し非課税

65歳までのシミュレーションにしたのには訳がある。

べつに働いている時にNISAを取り崩す必要はないだろうってこと。

で65歳で年金をもらう際にNISAも取り崩せばいいじゃんって話だ。

ここでまたNISAの素晴らしい点がある。

資産を現金化しても税金がかからない。

株式や投信などを現金化すれば普通は20%の税金がかかる。

だから年金以外に100万円必要だなって時には税金分も考えて125万円分を現金化しなくちゃならない。

が、しかし

NISAなら非課税だから100万円でいい。

自分の資産から毎年125万円引き出すのと100万円引き出すのでは当然減り具合が変わってくる。

であるならば、こういう結論にも達する。

投資資金はNISAに集約した方がいい。

もちろん年間360万円の枠を使い切るお金持ちはこの限りではない。

でもほとんどの人はNISAで投資をした方がいいだろう。

それと確定拠出年金だ。

おそらくこの二つでお腹いっぱいになるはず。

そしてこれだけで若い人は億に到達するはずだ。

あとがき

僕が若い時にこの制度があったなら年間120万円くらいNISAに入れて枠がいっぱいになったら自由に生きるかも。

放っておいても65歳にはNISA分はだいたい億になっているし、普段の生活費分だけを稼ぐのであればフルタイム正社員である必要もない。

好きなことをやっていても成立するだろう。

自由な選択肢があるのは素晴らしいことだ。

これからは金融リテラシーのあるなしは人生に大きな影響を与えるようになるだろう。