日経平均が1990年以来30年ぶりに3万円台をつける
おはようございます、ねこますた〜です。
昨日の共同通信杯はエフフォーリアの単勝が当たってようやく調子が出てきました。
さて、今日2月15日の場中で日経平均が約30年ぶりに30000円台をつけました。
ちょっとびっくりしています。
どう見る?
僕は去年の秋から冬にかけて日経平均が24000〜26000円台のところで、持株の3分の2を手放した。
結構いいところで売れたと思っているんだけど、その後も日経平均は上昇を続け本日2月15日に3万円台に到達。
が、しかし。
別に景気がいいわけじゃない。
この先ワクチン接種が進んで経済成長が軌道に乗るという理屈もわかる。
けれどもけれどもさ。
それってせいぜい昨年のマイナス分を取り戻すだけじゃないのか?と思うわけ。
だから実態に即した上昇というよりも、世界中でお金をじゃぶじゃぶ供給した結果、株式や仮想通貨に資金が向かっていると考える。
てか、20倍を超えたらもう買いたくはない。
ただ不安の声がそれなりにあるうちは株価って上がるんだよね。
毎度のことで笑ってしまうけど、ほとんどの市場参加者の想定以上に株価が上がりだすと、それを正当化する理論が出てくる。
そんな理論が出てきたら今回の上げもそろそろ終了だろう。
ダウと日経の差
ドルと円だからそもそも単位が違うんだけど、僕は地味にダウと日経の差をずっと見ていた。
単位を抜きで見てみると、今日現在では日経が30000でダウが31500くらい。
でもこれ、ひと頃4000くらい差があったんですよ。
世界中が金あまりで上げ上げなのは分かるけど、その中でも最近の日本株の上げが目立つ。
日本株は出遅れたからとか新聞には書かれているけども。
どうだろうね?
後付け臭がプンプンするんだけど。
おそらく相場は、慎重な投資家がこれ以上見ていると完全に上げ相場に乗り遅れると思って買い始めたらそこが天井になるのかなと予想する。
つまり僕みたいなのが宗旨替えして買いに走り出したらたぶん天井です。
上級者向きの相場
株価が暴落する前は大勢の人がポジションを持っているけど、みんな自分はうまく逃れられると思っているよね。
僕も実際に何度も暴落・下落を経験してきたけど、うまく逃げた経験なんてない。
昨年のコロナ暴落でも逃げれなかった。
だからここからポジションが取れるのは上級者だと思う。
あと初心者は売りはやらない方がいい。
これだけ日経平均が上がっているのは売り方が踏まれているのもあるだろう。
移動平均との乖離やオシレーター系なんかだとおそらく買われすぎのはずだけど、それでも上がっている。
相場ってこういうものだよね。
それまで踏まれないで済むかというとまた別問題。
だから本当は売りは現物株を持っていてヘッジで使うのがいいのではと考える。
で、落ちてきたら買い戻すと。
僕も保持している10銘柄くらいは全て利が乗っているから売りでかぶせる手もあるんだけど、相場を20年以上経験してきて自分の型をようやく理解したのでやらない。
僕は落ちてきたところを拾うというシンプルな投資が一番向いているのが分かったから。
なので今の相場は様子見。
あとがき
チャートを見ても、売り方からするとすごく売りたい場面だろう。
キリがいいし、移動平均線からの乖離も凄いし。
が、しかし。
こういう時って高値波乱になるよね。
そんなのを何度も見てきたし、自分もやられてきた。
だからようやく学びました。
相場は逃げないし。
相場で勝つには売買技術よりも大事なものがある。
僕は次の下落までじっくり待つつもりで、現金比率は4分の1程度にして拾う準備をしています。