OSO18駆除される

life

こんにちは、ねこマスタ〜です。

お盆が過ぎてちょっと涼しくなったと思いきや、また真夏日に戻ってしまいました。

なんでも今年は真夏日が過去最高日数になったとか。

北海道では珍しく暑さによる臨時休校なんてことにもなっています。

OSO18駆除される

そんな中飛び込んできたニュースがあのOSO18が駆除されたというもの。

正直ちょっとびっくりした。

4年ものあいだ関係者が血眼になって追っても捕まらなかったOSO18が駆除されるとは思ってなかった。

相当頭のいい個体だったと思うんよね。

狩猟ができない夜に行動するところとか。

だから最近では罠で捕えるしか方法がないのではと言われていた。

が、しかし

ハンターに駆除された。

6月末の映像ではツヤツヤした毛並みだったが、どうやら皮膚病を患っていたようだ。

ハンターが威嚇しても逃げなかったらしい。

体調を崩していたという事だろう。

これが野生の厳しさでもある。

いずれにしても酪農家の人たちも一安心だろう。

襲撃現場も少しずつ人家に近づきつつあったようだし。

クマを殺すなという人たち

北海道でヒグマを駆除すると苦情の電話が来るらしい。

クマを殺すなと。

で苦情を寄せる人は道外の人がほとんど。

OSO18は300キロ以上あるのでデカいけれど、普通にヒグマは200キロとかある。

そんなのが結構頻繁に市街地に現れて時には人を襲う。

住宅街で背後から襲われた人はまさかクマだとは思わなかったと言っている。

そりゃそうだ。

道民でも街中で突然ヒグマに襲われる想定はしていない。

だからこそ、そんな事態になったならば駆除するわけだ。

それに対して抗議の電話が来るわけ。

おいおい〜と思う。

あなたの家の前で突然200キロもの熊に襲われても同じ事を言うのですかね。

自分ごとに置き換えることができない人って一定数いる。

頭の良い悪いの定義は色々あると思うが、僕は上記のような件でクマを殺すなと言っている人は頭の悪い人だと思っている。

僕は別にクマが嫌いではない。

OSO18にしてもあれだけやらかしたらしょうがないなという感じだ。

逆に山菜取りなどで人が襲われてもそれはクマのテリトリーに入った人に責任があると思っている。

ただ人の生活圏に入ったらそれは駆除されるということだ。

あとがき

学生の頃、留萌近くの山奥の渓流で猛烈な獣臭がして慌てて引き返したことがある。

友人はその後、別の釣行でヒグマに出くわしている。

そう、山に入れば結構ヒグマに遭遇する確率は上がる。

だから山は当然クマのテリトリーという認識はある。

が、しかし

住宅街は違う。

本州で言えば、最寄駅から10〜15分くらい歩きましたみたいな感覚だ。

そんな郊外の住宅地みたいなところでヒグマですよ。

そりゃあ駆除するでしょう。

OSO18は住宅地に現れたわけじゃないが、牧草地も人間のテリトリーなので駆除されるだろう。

ただ一説にはOSO18の母親がハンターに殺されたのを幼い頃に見ていて復讐しているみたいな話もあって、ちょっともの哀しさはある。