年金受給までの戦略を考える

life

こんばんは、ねこマスタ〜です。

珍しく夜にブログを書いています。

毎日が日曜日だと時間の使い方もかなり自由になります。

こういうの、すごく好きです。

自分の思い通りに時間を使うって楽しいです。

さて、退職して失業保険も給付が始まって、さらに国民健康保険料も減免になる運びとなり、リタイア生活は順調に進んでいます。

今日は目先の短期ではなく年金受給までの残り11年間の戦略を考えてみたいと思います。

出口戦略

すでに退職リタイア生活なので僕の場合出口戦略になる。

通常だと60~65才で退職してからが出口戦略になりますね。

僕は50代だけどもうリタイアしたので、ここから年金受給までの11年間の戦略が重要になってくる。

年金は年間120万円くらいの予定で、僕の年間生活費は税金・社会保険料コミコミで150万円ほどだから、そこまでどれだけ資産を残せるか。

もちろん、今のところ失業保険を受給しているし、さらに職業訓練にも通えば受給期間も伸びる。

ただそれも長くて年末までの話なので、来年からは無収入。

というわけで戦略を考えるのだけど、今年一杯は特に何をするわけでもない。

が、しかし

戦略というものは当初から考えておかないと、政府のコロナ対応みたいにおかしなことになってしまうからね。

先進国が軒並みワクチン接種に照準を合わせている中、日本はお願いだから。

おっと、話がずれました。

4%ルール

4%ルールというのはFIRE界隈では有名な用語で、退職時の資金の4%を毎年引き出すというものだ。

元々トリニティ大学で1998年になされた研究なんだけど、それによると株式の資産割合を50%以上にしておけば、4%の資産を毎年引き出しても30年後でも資産が0になることはほとんどないというもの。

最新版では2021年に改定されたものが発表されているが、やはり結論は同じ。

でこの4%理論だけど、ピケティ氏の資本の成長率4%とも合致する。

だから僕の資産も4%成長するものとして考える。

なので4%の資産取崩しであれば、ほぼほぼ年金受給時も資産は減らない可能性が高い。

で今の資産状況なんだけど、約2500万円というところ。

4%ルールで行くと毎年100万円を取り崩すわけだが、生活費は150万円かかる。

だからここで二通りの考え方ができる。

生活費150万円を全額引き出すか、4%ルールで100万円引き出して残り50万円分働くか。

生活費全額引出す

資本の成長率を4%と仮定して、毎年150万円を引出すと2500万円が年金受給時には1750万円になる。

この1750万円を配当利回り4%で運用すると、年金と合わせて約190万円。

現状150万円ペースでやれているからこれでもいいかなと思う。

実際この試算が出てみると、かなりの安心感がある。

経済的不安は本当に心身に悪影響を及ぼすから。

なので、この先何もしなくてもどうにかなりそうなのは、とっても素晴らしいことだ。

この最低ラインの戦略に対して(といっても何もしないんだけど)、4%ルールをそのまま実践するのがもう一つの考え方。

4%引出し+働く

資産2500万円から4%取り崩すと100万円。

資本の成長率を4%と仮定すると資産は減らないことになる。

現実にはプラマイ0になるとかではないが、仮定の話なのでね。

で、生活費は150万円だから残り50万円分を働くことになる。

年間50万円分働くと年金受給時まで資産は2500万円で変わらず、それを4%の配当利回りで運用すると、年金と合わせて約220万円。

これはかなり余裕。

サラリーマン時代も年間220万円とか使ってなかった。

なので年間50万円分働くパターンはかなり老後が楽になる。

というわけで、一応戦略といってもザックリと二通りあるだけで、それも今すぐどうこうというものでもない。

あとがき

細かいところは微調整するにしても、大まかな部分は初めから考えておくということ。

失業保険が切れて2022年になった時の状況が果たしてどうなっているのか?

コロナショックみたいな短期の下落なら株式を美味しく拾うだけだけど、本格的な下落トレンド入りならアルバイトするかもしれない。

というかした方がいい。

つまり微調整というのは、順調に資産が増えている期間はわざわざ働く必要はないけど、下落トレンドで資産が縮小している時は、なるべく資本の取崩しをしないで現金収入を得る方がいいだろうということ。

このように書くと当たり前の事なんだけど、いざ現実に直面すると人間焦ったりするからね。

なのでその時が来たら、今日のブログを見返すことにします。