スパイト行動
おはようございます、ねこマスタ〜です。
前回怒らない・怒られない世の中になった結果という話をした。
ありのままの君でいいとはそういうことだ。
なんてことを書いたその日の夕方、銀座で強盗事件が起きた。
おかしな事をしても怒られもしない、注意もされないと、行き着くところまで行くのだなあと実感した。
スパイト行動
スパイト行動ってのがある。
これは自分が損してでも他人をおとしめたいという嫌がらせ行動のことだ。
それが日本人だ。
幸せそうにしているのが許せない、道連れにしてやる的な。
でも考えてみるとおかしな話だ。
他人を巻き込めば当然事件だから罰を受ける。
つまり今より確実にマイナスになる。
日本には昔から出る杭は打たれる・長い物には巻かれろなどの諺があるのでスパイト行動は年季が入っていると思われる。
SNSで可視化された
僕は実はこれまで世界中どこも似たようなものだと思っていた。
今ではネットが発達して世界中の人の考えなどがそれなりに情報として入ってくるようになってきた。
そうすると日本人はネガティブなコメントが多いけど、他の国はそうでもないことに気がついた。
考えてみると、米国などは成功者を称賛する文化もあったりする。
ゲームのレビューなども日本人はダメ出しする人がすごく多くて評価が低くなるので、日本人向けには作らないという話も聞いたことがある。
貧すれば鈍する
スパイト行動は日本が成長している時はそれほど問題にならなかった。
なぜなら普通に豊かになっていくのにわざわざ足を引っ張って自分も損する行動を取るのは合理的ではない。
が、しかし
なぜなら普通にしていても貧しくなっていく可能性が高くなったからだ。
まさに貧すれば鈍するって感じになってきた。
上手くいっている人でそんなカラクリが分かっている人は目立たずに暮らしている。
でその結果スパイト行動に引っかかっていたりするわけだ。
結構生きにくい国になった気がする。
あとがき
僕が会社員だった頃、ある資格取得に会社から補助を出すことになった。
そうしたらベテラン社員が猛反発した。
自分たちは自腹で資格を取得した、不公平だ。と
言いたいことは分かる。
別にベテラン社員が損するわけじゃない。
それでも反対してきた。
つまり自分たちが損をしてでも得はさせないってことだ。
もうこれ日本人のDNAのような気もするけど、衰退する国でこれはヤバいだろう。