すぐに結果を求める人は投資に向いてない
おはようございます、ねこマスタ〜です。
3着だったフォーエバーヤングの矢作調教師と坂井騎手がすごく悔しそうにインタビューを受けていたのが印象的でした。
この結果を出すまでに陣営がどれだけ努力をしたのでしょう。
すぐに結果を求める人は投資に向いてない
新NISAが始まって5ヶ月目に突入した。
一時期4万円を超えていた日経平均も2000円ほど下落している。
ですでに新NISA損切り民などという人たちがいる。
こうなるとマイナスの情報をせっせと仕入れさらにドツボにハマって行くことになる。
だからオルカンかS&Pかという話じゃないのよね。
ちょっと市場環境が悪くなった時に動じないメンタルの方がよほど大事。
すぐに結果を求める人たちにはこの辺りが腹落ちしてない。
考えてみると10年単位の長期投資と結果をすぐに求める思考は相性が悪い。
そんな長いスパンでタイパ・コスパだの言っている人は見かけない。
世間のタイパ・コスパってこんな感じ。
この思考で投資で成績を上げたらビックリしてしまう。
投資をする人としない人の経済格差
すぐに結果を求める人は脱落していくだろうがそんな人ばかりではない。
その場合、投資をする人としない人の経済格差は年々広がってくる。
20代で新NISAを始めた人たちが40代に差しかかる頃にはかなりの差になっているはずだ。
なぜならそれで一財産作る人たちが大勢誕生するからだ。
運用利回り5%で毎月3万円の積立を20年すると1200万円を超えてくる。
ちなみにその条件で30年積立すると金融資産は約2500万円になる。
10年でさらに資産は倍増するわけだ。
現状は全くそうではない。
投信の保有期間は3年に満たない。
さらに投信保有者の含み益の割合も5割を切っている。
投信全体だとプラスなのに保有者はマイナスなのはなぜか。
証券会社も投信を乗り替えてくれた方が手数料が入って儲かる。
だからテーマ別投信などをバンバン出して乗り換えを促進する。
そんなのに踊らされて投信を乗り替え続けていたら複利の効果も発揮できない。
が、しかし
今は過度期だと言える。
あとがき
日本人の現金信仰や証券会社の顧客を食い物にした営業などで投資はなかなか定着してこなかった。
対面の証券や銀行は相変わらず手数料収入目当ての営業だが今の20代はほとんどネット証券で新NISAをやっているだろう。
衰退していく国で若い人ができる数少ない対策が新NISAだと思われる。
これらにはなぜか影響力のある人たちからもネガティブな言説がなされていたりする。
正直インプ稼ぎなのではと思うのだが。
それに惑わされて投資をしないまま歳をとるのが一番のリスクになるだろう。
米国の制度と比べたらハッキリ言ってまだまだ貧弱なんだけどそれでもやった方がいい。
10年間のNISAは資産形成に結構寄与してくれたと思う。
出来るところから始める。