38歳くらいで死ぬと思ってた

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おはようございます、ねこマスタ〜です。

北海道は最高にいい季節を迎えました。

秋晴れの日が多くて湿度も低い。

10月中旬くらいまではとても過ごしやすいです。

旅行に来る人にはおすすめです。

38歳くらいで死ぬと思ってた

僕は若い頃自分は38歳くらいで死ぬだろうとぼんやり思ってた。

40歳以降の人生はないなと。

何故だかわからないがそんな確信めいたものがあり人生を組み立てていた。

だから死ぬ前に自分のしたいことをしようと30歳の時に喫茶店を始めた。

平均寿命まで生きると考えてたらもっと後になったかもしれない。

余命何年と告げられた人が残された人生を目一杯生きるということがある。

僕は勝手に38歳までだと思ってたからそれまでにやる事やっておこうと。

が、しかし

38で死ぬこともなく無事に39歳の誕生日を迎えた。

この時の気分はなんとも言えぬものだった。

俺死ななかった・・・

で39歳を迎えても別に嬉しくもなかった。

何故ならそれ以降の人生設計など考えたこともなかったからだ。

当時はアルバイトを3つ掛け持ちして借金返済に苦しんでいた時期。

この借金も詐欺で1千万円やられたのが原因だ。

それがなければお店も続いてたかもしれない。

僕のお店は全てのテーブル席に電源が設置されていた。

その数年後にくるWi-Fi時代まで頑張っていたら風向きも変わっていたかもしれない。

まあ所詮終わった事。

1千万円吹っ飛んだために運転資金を街金の融資で穴埋めした結果、お店は手放す事になった。

でアルバイト3つ掛け持ちしている最中に39歳を迎えたと。

死ぬと思ってたのに生きている。

資産はマイナスで日曜日の午前中以外ずっと働く日々。

正直希望なんて持ってなかった。

どげんかせんといかん

38歳で死ぬと思ってたのに普通に生きている。

生活状況も最悪。

アルバイトを掛け持ちしても借金はなかなか減らない。

とりあえず長生きしてしまうかもしれないのでこの状況はなんとかしなければならない。

どげんかせんといかん。

そこで契約職員として働き始めた。

また過払金請求も同時並行でやった。

その結果1年で借金はなくなった。

契約職員は1年契約だったが結局3年目から正社員になってFIREするまでお世話になった。

質素な生活が長かったので正社員になって給料が上がってからは資産が増加し始めた。

生活に余裕が出ても当時から住んでいた家賃1万円の賃貸に住み続けたのも大きい。

退職時は公共施設の館長になっていたが普通なら引越しているだろう。

その辺は全く無頓着なのでお金も貯まったしFIREも躊躇なく出来た。

元々資産マイナスだったので2千万円を達成したら十分だった。

資産がいくらあればFIRE出来るのかという議論がある。

でもこれ単純な数字の話じゃないよね。

FIREを真剣に考えるに至るまでの背景が重要だ。

僕のような経緯だったら2千万円で余裕だが給料1千万円近くもらっている人だったら無理だろう。

世間の目を気にする人も難しいだろう。

とりあえず僕は38歳を通過してその後の人生もFIREという選択になったわけだ。

あとがき

僕にとって今はおまけみたいなもの。

元々ここまで生きているとは思ってなかったから儲けものだと思って楽しむ事にしている。

その意味でうまいことFIRE出来て良かった。

人生万事塞翁が馬とはよく言ったもの。

なるようになるんだなあと実感している。

今は何歳で死ぬという予感は全くないのでとりあえず毎日を楽しく過ごす。

これを連続していくのがいいかなと思っている。