アニマルスピリットって大事だと思うんだよね

投資

こんにちは、ねこますた〜です。

お団子食べながら書いてます。

宿泊ご招待券を使って1泊旅行から帰ってきました。

で、名物のお団子を食べていると。

もうすぐ北海道を離れますが友達とはありがたいものです。

先日もお別れ麻雀をしてくれたけど、一度もトップを取らせてもらえませんでした。

忖度なしの素晴らしい奴等です。

アニマルスピリット

元々アニマルスピリットは大事だと思っていたんだけど、今回のロシアによるウクライナ侵略でやっぱりそうだよなと思う次第。

ちょうど1ヶ月経つわけだけど、これが日本だったらどうだろう?

ひょっとしたら降伏してないかな。

どう考えても、ウクライナの人たちのような抵抗活動はしなさそうだ。

なぜか?

アニマルスピリットの有無だと思う。

戦力差で圧倒的に不利なんだから抵抗しても無駄なんじゃね?というある種、合理的判断を下しそう。

人命が関わることなので、どちらがいいかの判断はつきにくい。

一つ言えることは、日本は老いたということだ。

だからこれを戦争ではなくて投資に目を向けるとアニマルスピリットの有無は重要になってくる。

戦後ソニーやホンダなどの町工場スタートの企業が成長した重要な要素に、アニマルスピリットは必ず入っているだろう。

創業者の話などを書物で読めば確信する。

シリコンバレーもでかい夢を持った人がたくさん集まっているはずだ。

中国の深圳やインドのバンガロールも同様だろう。

日本はどうか?

不寛容な社会

もともと出る杭は打たれるという社会なので、不寛容に傾いた国民性なのだろうがさらに加速がついている。

ごく少数の声のデカいクレームに企業や自治体は過剰に反応して、わかりました止めます的対応をとっている。

ネットなどではいちいち反応しすぎじゃね?という意見も多いから、まだまだ世の中捨てたものじゃないがこの流れは止まらない。

で、この不寛容な社会とアニマルスピリットは相性が悪いと思うんよ。

だってアニマルスピリットは、今までの常識とは違うことをする時に発揮されたりするから。

確かドローンも当初は日本が先頭を走っていたはずだ。

が、しかし

そんなもの飛ばせられないみたいなことをやっているうちに、あっさり中国に抜き去られた。

今では中国製のドローンを輸入する立場。

新しい芽はどんどん潰れていく。

まさに出る杭は打たれる。

外国の様子を窺いながら決めます。

これだと世界をリードする産業は育たない。

先行者利益が莫大なものになっている今、このやり方はうまくないね。

あとがき

高齢者に5000円配るとかやっているようでは、ますます若い人は白けてしまってアニマルスピリットどころではないだろう。

残念ながら将来的にも日本がアニマルスピリットを発揮する国になる気がしない。

僕は30歳の時に脱サラして自営業を始めたが、今その気力があるかと言えばない。

同じ人でも年齢がいってしまうとアニマルスピリットは衰えるのが普通だ。

国民の平均年齢が50歳近い日本は厳しい。

会社にも働かない50代いるでしょ。

だから日本株に投資する時はその会社の平均年齢は考慮するし、そもそも日本株のウェートは減らしている。

アニマルスピリットの面で見れば日本の環境は良くないが、だからといって自分の資産運用がそれに影響される必要もない。

結局、自分のやれる範囲で最善を尽くすという当たり前のところに落ち着く。