金融所得課税、当面見直さず

life

こんにちは、ねこマスタ〜です。

めっきり寒くなりました。

年々寒さに耐えられなくなってきているのを実感します。

今思うとスキーとかよく行ってたなと。

温泉がいいです。

確か星野グループのホテルで露天で日本酒飲めるところがありました。

どこだったか忘れましたが。

寒い季節はそういうのがいいですね。

さて、菅首相辞任で爆上げした相場も岸田首相就任で爆下げするという派手な展開になっております。

爆下げした原因の一つに岸田首相が掲げていた金融所得課税の見直しがあったかもしれません。

少なくともプラス要因ではありませんね。

が、しかし

この金融所得課税、当面見直さずということに落ち着きました。

そしたら週明けの月曜日は爆上げでしたね。

金融所得課税、見直さず

僕は2021年8月9日のブログで今後の日本をどう見るかを書いた。

そして2050年代には自分が亡くなるという予測のもとに6つ挙げた。

  1. 長期没落傾向は変わらず
  2. 高収入層の税・社会保障負担はさらに増す
  3. 低所得者からお金は取れない
  4. 証券税制は外国との絡みもあり無茶はしない
  5. 膨大なストックは簡単には尽きない
  6. 治安は悪化する

この中の4番目、証券税制は外国との絡みもあり無茶はしないがまさかたった2ヶ月後に破られるかもしれなくなるとは思わなかった。

本当に税率上げたら自民党も相当アレだったけど、そこまでおかしくなかったか。

ただ間違いないのは自民党以外が政権取ったら金融所得課税は上がるだろう。

あと、自民党政権でもこの雰囲気ではそのうち上げるかもしれない。

証券税制は国内要因だけではなく、もっと広い視野で見てもらいたいものだ。

もし税率が上がったら?

方法はいくつかあるが使いやすいのは二つかな。

これらは別に税率が上がらなくてももちろん使える。

  • 損益通算する
  • 課税の先送り

損益通算だが、確定申告すると上場株式は3年間損失を繰り越せる。

だからその間に利益をあげても、そこから損失分を引くことができる。

というわけで、利益の額を調整してプラマイ0くらいにできれば税金はほぼかからない。

0に何%かけても0。

課税の先送りはバフェット得意のやり方だ。

税金は利益を確定させるとかかる。

だから利益を確定させなければいい。

バフェットはそうやって一度買った株はそう簡単には売らない。

つまり長期のバイ&ホールドだ。

この方法の利点は複利を活かせることだ。

例えばだけど、毎年5%成長する株があるとする。

毎年利益確定すると、今の税率が約20%だから5%成長したうちの1%分を税金として払うことになる。

ということは、税金を払った後の利益を元の株式に投入したとすると、株は4%成長したと考えることが出来る。

つまり、課税を先送りすれば毎年5%成長する株が、毎年利益を確定するとその度に税金が引かれて4%成長の株になってしまう。

複利を理解していれば、この1%の違いの大きさの意味するところは判るだろう。

1千万円の株式であれば、10年後には150万円近い差になる。

僕は今の税率でも利益を出す時は損をしている株と出来るだけ相殺するし、なるべく利確もしないようにしている。

あとがき

しかしまあ、金融所得課税の見直し議論が出てきたのには正直驚いた。

財務省はNISAがあるからいいじゃんみたいに言っているようだ。

NISAだけでは老後2000万円問題はクリアできませんなあ。

そしてFIREもできない。

お隣の韓国は国の将来を悲観してヘル朝鮮と言うそうだ。

これからの若い人が豊かになる方法に蓋をするようでは、そのうちヘル日本とか呼ばれるようになるんじゃないか?

分配といえば聞こえはいいが、自分の将来のためにリスク取っている人から削るのは良案ではないだろう。

そろそろみんな一緒的思考はやめた方がいいと思う。