食料調達で四半世紀ぶりの釣りに行く

life

こんにちは、ねこマスタ〜です。

退職して時間もたっぷりあるので釣りに行く事にしました。

以前は趣味でやっていましたが、今回はどちらかというと食料調達を目的とした釣り。

なので海釣りです。

道具を揃える

釣りを始めたのは確か小学2年生で、親父に連れられて近所の川でアブラハヤを釣ったのが最初。

手元に伝わる魚の引きにものすごく興奮したのを覚えている。

50年近く経った今もその感触は残っている。

最初の体験が楽しくて完全にどハマりして、結局30歳近くまで釣りをしていた。

その後は一文無しになったりして釣りどころではなくなってしまったわけだが、のんびり無職ライフが決まったらまた釣りに行きたくなってきた。

普段働いていた時は気づかなかったけど、時間があると人ってやりたいことを自然とやるようになるのかもしれない。

そんなわけで長年のブランクを取り戻すべく、ネットで釣りの動画やらサイトを大量に見てた。

今まで僕がしていたのはほとんどが渓流釣りで、海釣りは東京湾や相模湾での船釣りくらいしかない。

今回食料調達を目論んでいるのは防波堤での釣りなのでちょっと勝手が違う。

それでもひと月ほどネットを見てると大体わかってきたので早速道具を揃えた。

最初はセットで数千円のものでいいかと思ったけど、結局竿とリール合わせて2万円くらいになってしまった。

釣り好きの人からすれば全く高くはないが、安物というほどでもない。

調べれば調べるほど道具はそれなりの値段になってしまいます。

仕掛けはダイソーや近くの釣具店で購入したので準備は整った。

21世紀最初の釣り

場所は事前に下見をしていた防波堤。

まずはダイソーの100円ジグ+同じくダイソー100円サビキの仕掛けを試す。

オモリの代わりにジグを使い、ジグで魚を誘ってそのままジグやサビキで釣るという何とも合理的な釣法。

ジグサビキというらしい。

20世紀にはなかったんじゃないか?

でも全く釣れない。

考えてみれば青物をゲットしたくてサビキにしたけど、まだ時期じゃなかった。

アジ・サバは夏以降でした。

そこでブラー釣りに変更。

ブラーというオモリなんだかルアーなんだか不明な物体と、それに付いている針に餌をつけて釣るやり方。

この釣り方も以前はあまり聞いたことはなかったと思う。

餌は釣具店で買ったパワーイソメという本物のイソメそっくりの擬似エサを付けた。

で、釣れたのがこれ。

釣れたヌマガレイ

目が左にあるのでヒラメか?と思ったけどなんか違う。

隣のおじさんが見にきてカワガレイだねと言った。

そうですよねー

正式名称はヌマガレイ。

僕の住んでいるところではカワガレイの方が通りがいい。

ヒレのシマシマが特徴です。

このカワガレイ、食べられるけど美味というほどじゃない。

なので逃がす事にした。

食べて美味しいものだけを少量持って帰る。

自分の頂くものだけを獲るというエスキモー的な考え方?で行きたいっすね。

あとがき

4時間ほどやって結局釣れたのはこの一匹だけ。

なので食料調達は空振った。

今後順調に釣れれば、タンパク源は肉類から魚類をメインにしようと思う。

しかしひさびさの釣りに集中してすっかり写真を撮るのを忘れていた。

釣りに余裕が出て来ればもっと色々写真なり動画なり撮れるようになるだろう。

それにしても、釣りをするのに毎日が日曜日というのは素晴らしい。

なぜなら天気予報を見て釣りに行きたい日を自由に決めることが出来るから。

働いていると、休みの日に天気がいいか悪いかは運になる。

が、しかし

無職だから天気がいい日を選んで釣りに行くことができる。

釣りに行った昨日は今年一番の気温だった。

でブログを書いている今日は一日中雨予報。

だから天気なども加味しながら釣りに行くかブログ書くか図書館で借りてきた本を読みまくるか等、自由に決めていく。

なんて素晴らしい。

無職になってからこの素晴らしさを毎日実感している。

目覚ましも使わないし。

だいたい期待していても、いざそうなると大したことなかったりするのだが、この無職生活に関しては期待以上だ。

こんなに穏やかな日々になるとはね。

やはり経済的自由が心理面に与える影響は大きい。