落ちてくるナイフをつかむ

投資

おはようございます、ねこマスタ〜です。

なんだか世界中の市場が下落していますね。

原油は元気ですが。

アメリカの金利引き上げやウクライナ情勢やらで不安要素が重なって下げが下げを読んでいる感じです。

まさに落ちるナイフ。

落ちてくるナイフをつかむ

相場格言に落ちてくるナイフは掴むなというのがあります。

結構有名な言葉なので知っている方も多いでしょう。

字面から想像はできますが、落ちてくるナイフを掴もうとすれば怪我をします。

相場でいえば、掴んだ後にさらに下落して含み損を抱える、あるいは損切りみたいなパターンでしょうか。

だからよく、底打ちを確認してから買いましょうと言われます。

理屈ではもっともです。

だけどこの底打ちを確認するってのが難しい。

急落前のラインを超えてきたらOKなのか?
チャートでダブルボトムが出ればいいのか?

この辺の判断ってかなり難しいと思ってます。

であれば

あまり考えずに落ちてくるナイフを掴めばいいんじゃないかな。

ただし小刻みに少額ずつ。

ここが大事なところ。

投信だとやりやすい

底打ちを確認してから買うのは株式だとかなり重要だ。

買った後さらに下落した場合、買値まで戻らないと収支トントンにならない。

その間塩づけになって資金効率も悪くなる。

これが投信だと少々勝手が違う。

下落中も小まめに買うことになる。

しかも安ければそれだけ多くの口数を買うことになる。

つまり平均単価がどんどん下がってくるわけだ。

で、最初の買値に戻った場合、当然利益が出ることになる。

そこから上昇すると利益は加速度的に増えていく。

なので継続的に購入する投信は落ちるナイフを掴みやすい性質を持っている。

ここが分かってないと下落した時に投信を解約する羽目になる。

投信全体の成績は悪くないのに投信で利益を上げる人の割合が半分ほどしかいないのは、高いところで買って暴落時に手放す人が一定数いるからだと思う。

だから逆をやればいいんだけどね。

人の行く裏に道あり花の山という格言もあることだし。

バフェット

ウォーレン・バフェットという大投資家がいる。

この人のことは世界中のあらゆるところで語られているから、僕みたいなのが詳しく話すつもりはない。

なのですごく単純化して見ている。

バフェットは有価証券報告書をじっくり吟味して投資先を検討しているらしい。

誰でも手に入る情報でいいみたいなことを本にも買いていた。

で、たまに起きる下落・暴落時に狙っていた株式をがっぽり買うというパターン。

ただ個人投資家がこれを真似するのは簡単そうで難しい。

そう、有価証券報告書を読みこなすのが難しい。

でも投信だったらそこは考えなくていい。

なぜなら投資先はS&P500だったりナスダック100だったりするからだ。

そうなると、バフェットの手法で真似る部分は下落・暴落時に買うというところだ。

バフェットがこの手法を徹底しているのは、株式は長期で上がると思っているからだろう。

だったら安くなった時に買えばいい。

よくバーゲンセールという表現を使っている。

僕はこれくらい単純化してバフェットの手法を見ている。

で、投信だったらこんな感じで全然OKだ。

あとがき

前回の記事にも書いたけど僕は2022〜2023年の市場はあまり良くないと思っているので、この2年間がバーゲン期間になるかなと。

安い期間にせっせと投信を積み立てて、市場環境が良くなった時にニタニタしたいものです。

あとやはり現金で3年分の生活費を持っているのが大きい。

市場が上がろうが下がろうが現金には影響ないから精神的に焦らずに済む。

メンタルが動揺すると下手な手を打つのは相場に限らない。

仕事でもなんでもそうだ。

だからそこそこの現金・資産を持ち、食事・運動・睡眠に気をつければあまり精神を乱されることもない。

50代になってだいぶゆるく生きられるようになってきた。