ニシン釣りたくて初釣り

life

おはようございます、ねこマスタ〜です。

北海道の冬は寒いので、暖かくなったら釣りに行こうと思っていたのだけど。

天候晴・気温3度・南南東の風微風の絶好のコンディションだったから釣りに行くことにした。

普通初釣りといえば正月近辺に行くものだが、僕は2月になりました。

ニシンを狙う

ニシンの刺身を自分でさばいて食べてみたいのです。

昔は日本海側で飽きるほど獲れてニシン御殿などが建ったけど、1950年代にはほとんど幻の魚と化していた。

が、しかし

21世紀になってからまた獲れ始めて、群来と言われる海面が真っ白になる産卵も日本海側では見ることができるようになった。

僕の住んでる街でも5年ほど前からニシンが釣れるようになっている。

そんなわけでまずはダイソー100円ジグを投げてみる。

すぐにホッケらしき魚がかかるが引き上げる際にバラす。

でもまあ、幸先はいい。

底の状況がわかったところでジグサビキに仕掛けを変更してトライ。

ニシンの釣り方は色々あるみたいだけど、僕の住んでる街ではジグサビキで釣るのが一般的だ。

ちなみにジグサビキというのはサビキの先端にジグをつけて遠くに飛ばして釣るやりかた。

普通のサビキはサビキかごにオキアミなんかを入れてそれで魚を寄せて釣るんだけど、サビキカゴの代わりにジグをつけて投げるわけだ。

一応ジグのキラキラ?に魚が寄って来てサビキに掛かるという理解でいるのだが、もしかしたら間違っているかもしれない。

なにしろニシンを狙うのは生まれて初めてだから。

ホッケ

結局3時間ほどやってボウズ。

ボウズというのは釣り用語で0匹のことだ。

これが最後の1投だなと思って投げたら手前まで魚が追っているのが見えた。

もしかして誘い方が悪いのかと思い、アクションを変えてみる。

するとヒット!

今年最初の魚は30cmオーバーのホッケちゃん。

なんだかすごく嬉しい。

去年もホッケは春に何匹か釣ったけど、明らかにこれは大きい。

コツを掴んだかもしれんと思い、もう少し粘ってみることにした。

ふと見ると、50mほど向こうで知らないお兄さんが手を振っているではないか。

親切なお兄さん

釣りをしているのは僕とお兄さんの二人だけだったが、50mも離れていると目が悪い僕にはよく見えない。

ただどうも魚が釣れているらしいのが分かった。

ちょっと話を聞いてみると、足元にホッケがたくさんいますよ!ということだったので、隣でやらしてもらうことにした。

僕の目にはホッケの姿は見えないのだが、それでもあっさり2匹釣れた。

これで合計3匹。

測ってみると32〜35cmの良型ホッケだった。

やればまだまだ釣れそうだったがここで納竿することにした。

だってクーラーボックス持ってきてないし、バスだし。

ダイソーのニオイを消す魔法のポリ袋にホッケと雪を詰めて即席クーラーボックスにして、さらにジップロックに入れて買い物用カバンにしまう。

シマノのロッドケースも50cm少々しかないので、バスに乗っていてもパッと見釣り人には見えない。

こんなお手軽な感じでホッケ釣れちゃうんだから何か面白い。

フライ

ホッケといえばフライ。

今回くらいのサイズだと肉厚でだいぶ食べ応えがある。

釣ったその日にフライにして頂くなんてなんて贅沢なんだろう。

釣り人の特権ですな。

たくさん釣れたら一夜干しにするのも良さそうだ。

神奈川に住んでいた頃、居酒屋で留萌のホッケというのを頼んだことがある。

ぺちゃんこの干物が出てきてそれがホッケだと当時は思っていた。

が、しかし

北海道に来てホッケとは干物にしても肉厚な魚であることを知った。

今度釣ったら焼いてみたい。

あとがき

狙いのニシンは釣れなかったが良型のホッケが3匹釣れたから満足。

これコマセで寄せて釣ったら足元のホッケは無限に釣れるのではないだろうか?

だが30cm級のホッケを何十匹と釣っても食べきれないからジグで釣ったのは良かったかもしれない。

ジグだと釣れるサイズがでかいのかもしれないし。

去年の4月から釣りを始めたので、ニシンはおろかホッケの釣り方に関してもイマイチ分からない。

ただ一人で食べる分には10匹も釣る必要はないよなあ。

だって食べたらまた釣りに行けばいいんだし。

良型を食べる分だけキープするのがなんかエスキモーっぽくていい感じ?

SDGs的なね。

しばらくは寒い日が続きそうだけど、うまくいい日に当たったらまた釣りに行こう。