相場で負ける仕組みがわかれば勝ちやすくなる
おはようございます、ねこますた〜です。
週間天気予報でもしばらくは10℃以上ある日が続くようで楽です。
それが終わると来春まで冬一色の世界になります。
相場で負ける仕組みがわかれば勝ちやすくなる
相場に限らないが、勝負に勝つにはどうしたらいいのか。
- 勝ち方を学び実践する
- 負けを避ける
相場の話に戻そう。
実は相場の勝ち方は一つではない。
資産を増やしている人のやり方はそれぞれだからだ。
難易度には明らかに違いがある。
長期投資は易しく短期は難しい。
だから高い確率で勝つには放ったらかしでいいことになる。
実は相場をやる人であればインデックス投資をコツコツやっていれば勝てるだろうというのはほとんどの人が知っている。
それではなぜ相場で負ける人がこうも多いのか。
それは勝ち方を知っていても実践できないからだ。
ここのところが腹落ちしていないといつまで経っても相場で勝てるようにはならない。
なぜ相場で負けるのか
ピケティ氏の著書21世紀の資本では資本の成長率は4%ほどだ。
つまり長期投資で放ったらかしにしておけば勝手に年率4%成長するということだ。
もちろん年によってはマイナスにもなるし20%を超えるプラスになることもある。
理屈でいえばこれでおしまい。
淡々とインデックス投資でも積み立てておけばいいっしょという話だ。
実際にはそうならない。
それは変動率にある。
現物株でも1日に4%変動する株はゴマンとある。
この誘惑に耐えるのは難しい。
特に資産が少ないうちはその傾向が強い。
100万円しか持ってなければ1年後に104万円。
1年後には200万円にしたいぜというのが本音だ。
だから目の前で株価が乱高下していれば参加してしまう。
だからあっという間に資金がなくなる。
誰かに1年後に資産を倍にしてあげますよと言われて信じる人はいるだろうか。
普通の感覚なら怪しむはずだ。
そう考えてみれば目の前のボラティリティに釣られて相場に手を出すのがいかに負け戦なのかが分かるだろう。
相手はほとんどが高速取引を使う機関投資家連中だ。
資産効果は1000万円から
100万円が104万円になっても微々たるものだが1000万円が1040万円になるのはそれなりのインパクトだ。
じゃあそれまではどうすればいいのか。
失敗する人の典型例は元手を売買で増やすだ。
僕の相場歴最初の10年間がこれだった。
正解は投資に資金を投入し続けるだ。
資産が少ないうちは資金投入の効果は絶大だ。
資産が増えるに従って資金投入と資産それ自体の成長の両輪で増えるようになる。
結論
- ボラティリティの誘惑に負けてはならない
- 資産が少ないうちは資金を投入し続ける
- 放ったらかしでいい
1年の資産成長率4%が1日で変動する相場の世界。
バフェットは言っている。
1年後に上昇していればいいだけのことだ。
そして売買の誘惑には負けずに資金を投入し続けること。
銘柄選びが面倒ならインデックス投資でいい。
というか紙切れになる可能性のある株式よりもインデックス投信の方がいい。
だから大事なのは売買技術ではなく給料の高い会社で働くとか無駄を廃して投資資金を捻出するなどだ。
若い人は管理職にはなりたがらないようだが、給料が上がればそれだけ早くFIREすることができる。
あとがき
こうすればかなりの確率で勝てるというのはほとんどの人が知っている。
ただそれができない原因がわからないと相場で勝てなかったりする。
これらは罠であり悪魔の誘惑なのだと腹落ちしていないと長期の放ったらかし路線にはなかなか乗ることができない。
そういう意味ではイデコやNISAは良い制度だといえる。