50代独身のリアル~もうFIREできる?【生活コストが低い人】

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おはようございます!
パンの耳を豆乳コーヒーにつけて食べているねこますた~です。

今日は休みですが、いつもより早起きしてしまいました。

ワクワクして早く起きてしまうということが、子供の頃はよくありました。

大人になってからはストレスで眠れないみたいなのはありましたが、わくわくして早起きしてしまったのは久しぶりです。

何に?

ずばりFIREです。

ひょっとして僕はもうFIREできるのでは?と思ったらワクワクしてきました。

僕と同じ50代独身の人には参考になると思います。

FIREできる条件は人それぞれ

最近FIREをよく耳にするようになりました。

もしかしたら自分がFIREに興味があるから自然にそう感じているのかもしれません。

ナントカ効果って言うんですよね。

適当ですみません。

で、ぼく自身FIREは実現したいと思ってます。

定年まで働いてからというよりも、10年前倒しで色々やりたいなあという感じです。

やりたいことがたくさんあるんですよ。

それに今の時代たいしてお金がかからない。

移動が伴わないものはホントに安いですよね。

だからなんか、十分働いたし好きに生きていきたいと思っています。

みんなそうかもしれないですね。

このFIREですが、条件は人それぞれです。

やはり生活費が高い人はハードルが高いです。

FIREをするためには年間支出の25倍の資産が必要といわれていますが、たとえば、生活費が300万円なら7500万円必要ということです。

いやぁ、無理無理。

これは高収入の人じゃないと現実的じゃないです。

っていうか生活費が300万円も全然高くないですよね。

それでこれだけの資産がないとダメってどんだけなのさと思います。

だけど僕、生活コストが低い人なんですよ。

それでは50代独身のリアルな僕の例で見てみましょう。

もうFIREできる?

老後2000万円問題ってあったじゃないですか。

それでとりあえず2000万円貯めようと資産形成をがんばっています。

ただまあちょっと思考停止というか、根拠があって2000万円貯めてますというよりも、世間で話題になったからそれがきっかけでみたいな部分があります。

なのでいったん2000万円のことは忘れて、実際のところ今現在どうなのか?を見ていきます。

2020年9月末時点のぼくの資産額は約1670万円です。

これが来年3月の年度末で1700万円になっているものと仮定します。

これは相場環境に大きな変化がなければ堅い目標額です。

ところでFIREを考えるにあたって、50代の利点が一つあります。

それは年金受給までの期間が短いということ。

僕の場合は12年後には年金受給年齢になります。

つまり年金受給までにどの程度の資産があればいいのかを逆算するという考え方が出来ます。

年金定期便が毎年送られてくるので、おおよその受取額は分かります。

ただ20代・30代だとこの考え方はしにくいでしょう。

なぜなら年金受取額が大きく変動する可能性があるからです。

50代になればほぼほぼ年金受給額は堅いですが、若い人にはそうでもないですよね。

さて、それでは今年度いっぱいで退職したとして、1700万円の資産でスタートしたとするとどうなるのでしょう。

生活費は年150万円で残った資産は4%成長するものとします。

僕は最初、まったく働かずに毎年150万円資産を取り崩していったら年金受給までにほとんど底を尽きるのではないかと思っていました。

が、しかし。

エクセルで計算してみたら全く違う結果になりました。

12年後から年金受給する計算です。

パターン1 まったく働かない場合

年金受給時に5,132,011円残る。

これを年金をもらいつつ高配当銘柄4%の配当で運用すると、年金と合わせて140万円くらいの収入。

これだと今の生活スタイルと変わらない。

普通に生活できる。

パターン2 年間50万円働いた場合

年金受給時に12,144,913円残る。

年間50万円働いただけで、資産残高がだいぶ違う。

これだと配当と年金を合わせて170万円くらいの収入。

今より余裕がある。

普通に旅行も行けるくらい。

パターン3 年間100万円働く場合

年金受給時に19,157,816円残る。

ってか資産増えてるじゃん!

この場合、配当と年金を合わせて200万円くらいになる。

全く心配いらないレベル。

実際に計算してみたらちょっと感動した。

まあ税金とかあるからざっくりしているんだけど、生活費の150万円も多く見積もっているので実際もこれくらいの数字になると思う。

最悪もう働かなくてもいいんじゃね?というのが分かってかなり精神的に余裕がでた。

月4万働いたら今より生活のレベルが上がるくらい。

月8万働くのならフルタイムの今の仕事でもいいかなという感じ。

それではもう一つ考えてみよう。

退職年齢を1年遅らせてみるということだ。

50代にはこの戦略が非常に効く。

なぜなら1年分資産を増やせてかつ年金受給までの期間が逆に1年短縮されるからだ。

これでさっきの3パターンをあらためて示してみる。

退職を1年遅らせる

資産は200万円増える計算。

これは毎年200万円くらい投資しているので、単純にその分だけ。

生活コストが低いから投資に回せる金額が結構あるんですよ。

なので1年後の資産は1900万円スタートで計算する。

11年後から年金受給になる。

パターン1 まったく働かない場合

年金受給時に9,395,114円残る。

残った資産は配当4%の高配当銘柄を保有すると、配当と年金を合わせて160万円くらいの収入。

月13万円で余裕の生活ができる。

パターン2 年間50万円働いた場合

年金受給時に15,638,290円残る。

これだけ手元にあると精神的にも余裕だけど、配当と年金で180万円くらいになる。

月15万円で全然余裕の生活。

パターン3 年間100万円働く場合

年金受給時に21,881,466円残る。

資産増えてるし何も心配いらない。

配当と年金で200万円越え。

まったく問題ない。

僕の今やりたいことはこのレベルで全部できる。

まとめ

あらためて数字で出してみると、とにかく生活コストが低いというのが効いている。

家賃も1万円台だし車も持っていないとこうなる。

これらは固定費なので無理して節約しているわけじゃない。

普通に生活していてもコストが低く済んでいる。

それに、安いところに住んでいるけど、20万円のランニングマシンと10万円の椅子とデスクトップ2台とノートパソコン1台で、好きなことにはお金をかける余裕はある。

ただまあ、普通なら年間の生活費が150万円だろうが200万円だろうが低すぎて話にならないだろう。

僕の場合は150万円なら普通の生活だし、200万円なら随分と贅沢が出来る感覚。

今回分かったことは、来年度いっぱい働けば、それ以降はまったく働かなくても今の生活水準を維持できるということだ。

配当と年金で160万円くらいになる。

今よりも余裕がでるくらいだ。

しかもちょっと働くだけで、資産残高が大きく変わる。

だから基本働かずに、何か頼まれたときなんかにちょっと働く程度で十分だということだ。

この事実が分かったのは大きいなあ。

いつ仕事やめてもいいと思ったら本当に気持ちが楽です。