相場をざっくりと考える

投資

おはようございます、ねこマスタ〜です。

中央競馬は3日間開催で月曜日の今日もやってます。

京都大賞典は何が勝つかさっぱり分からない。

なのでケンします。

自信のあるレースしかやらない。

これ大事。

さて、競馬じゃなくて相場です。

僕は2022年〜2023年は良くないと昨年秋からずっと言っているんだけどなぜか。

その辺をざっくり考えてみたい。

FRBの利上げ

僕が2022〜2023年はダメだという理由はFRBの利上げによる。

これはブログでもちょいちょい書いてきた。

じゃあなぜFRBの利上げで相場がダメなのか。

ひと言でいえば信用収縮の問題だ。

利上げをすると今までジャブジャブ溢れていたお金が消えていく。

実際には消えていくというよりお金を使わなくなることによって市中にお金が出回らなくなる。

特にハイリスクな所から真っ先に資金が引き上げられる。

新興国への投資だとか仮想通貨あたりだ。

危なっかしい所から潮が引くように資金が消えていくのはいつもそう。

新興国にしても何度も同じ轍を踏むわけにはいかないから、外貨準備を多めに積んでいる。

だから以前よりは信用収縮に対しての耐性があるといえばある。

仮想通貨はそういう耐性はないからダダ下がりになっている。

そして利上げが続くということはお金の流れが絞られるので、経済活動は収縮していく。

だからその間の相場は良くない。

FRBの利上げに関しては上限はさっぱり分からないが、期間は2022年に始まって2023年で終わるのはほぼ間違いない予想はできた。

なのでざっくりと2022〜2023年の相場は良くないと書いてきた。

住宅市場

市中にお金がジャブジャブあるのを確認するのに住宅市場がある。

住宅は個人にとって大きな買い物。

でニコニコ現金払いで購入する人はほとんどいない。

ローンを組むのが普通だ。

ここで大事になってくるのは金利。

1%でも安いに越したことはない。

何千万と支払うのでちょっとの金利差で総支払額が変わってくる。

そして住宅を購入すると家電や家具なども購入することになる。

人によっては車を買う人もいるだろう。

こんな感じで低金利だと住宅市場はたいてい活況で相場も上がっていることが多い。

日本のバブルの時もそうだ。

が、しかし

金利が上がるとローン金利も当然上がる。

支払額が増えるので買い控える人が当然出てくる。

そうなると買われるはずだった家電や家具など幅広い業種に影響が出てくる。

米国の住宅市場は今ちょうどピークアウトしたくらいだ。

これから徐々に冷え込んでくるだろう。

復活するのはそれなりに金利が下がってからということになる。

なので相場をざっくりと見る場合、FRBの利上げと住宅市場を見ておくと大外れはしない。

市場は先取りする

一部の市場関係者は当初FRBは2023年頭から金利を下げると思っていたようだ。

流石にそれはないだろうと思っていた。

ただ2023年後半には相場が上がる可能性はあるだろう。

それは利上げが打ち止めになるからだ。

利上げが打ち止めになっても市場環境が好転したわけじゃない。

金利がピークの時に住宅を購入したいという人もあまりいないはずだ。

が、しかし

市場は先取りする。

これから金利が下がればお金がジャブジャブ溢れてくるだろう。

だから先に有望な所には投資しておくという流れ。

実際の景気循環よりも相場は先に反応するのが普通だ。

なので2023年に金利上昇が止まりインフレが収まると判断されたら相場は上がる可能性が高い。

あとがき

長期で投資をする場合、あまり細かいところを見てもしょうがない。

金利が上がれば経済活動は縮小するし、金利が下がれば経済活動は拡大する。

なのでいつ金利が上がるのか、あるいは下がるのかを見ているだけで大雑把な把握はできる。

それに合わせてどのタイミングで買うのか、あるいは売るのかを決めればいいだけだ。

僕的には今仕込んでおいて2024年以降に適当に噴いたところで売却すればいいんじゃないかと思っている。