ウォール街のランダム・ウォーカー

投資

こんにちは、ねこマスタ〜です。

すっかりフグ釣り名人になっています。

3日前には10数匹オールフグという記録?も達成しました。

結構良型のフグが釣れるので、食べられる魚だったらどんなに良いことかと思ってしまいます。

さて、先日図書館でぶらぶらと本棚を見ていたらウォール街のランダム・ウォーカーを見つけたので借りてきました。

僕は投資歴20年以上経ちますが、この有名な本を読んだことがなかったですよ。

ウォール街のランダム・ウォーカー

今まで読んだことがなかった理由は簡単です。

相場はランダムではないと思っていたから。

特に相場を始めたての頃はテクニカル分析でデイトレードをしていたから、全く興味を惹きませんでした。

でも今やっている投資は投資信託の毎月積み立てがメインで、プラス個別株という感じなのでこの本に書かれていることと似てきました。

結構分厚い本で書かれている内容も多いんですけど、ぶっちゃけインデックスファンドを買いなさいという結論でいいかと。

そもそも著者のバートン・マルキール氏がインデックスファンドの考え方を提唱して、その後に実際インデックスファンドが世に出てきたという経緯もあります。

今でこそよく聞くようになりましたよね、アクティブファンドはインデックスファンドより成績が悪いと。

だからなるべく経費率が低いインデックスファンドを選べばいいんです。

僕がたまにeMAXIX Slimやバンガードを勧めるのはこう言った理由からです。

準備が出来ていないとわからない

正直もう少し早くこの本に出会っていたらという気も一瞬しましたが、考えてみればとっくに出会っていたけど読まなかったわけで。

つまり読む準備が出来ていなかったというわけです。

これは案外重要な事です。

チャンスは準備された心にのみ降り立つという言葉があります。

色々な解釈があるかと思いますが、準備していないとそもそもチャンスを認識できないんじゃ?と思うんですよ。

おそらくチャンスは至る所にあると思うけど、それを認識する・しないが差になってくるんじゃないだろうか。

またそれを認識したとして実行する・しないという次のステップもあるだろう。

で実行したとしてうまくいく・いかないという結果が生じる。

僕は確定拠出年金はインデックスファンドで10年以上積み立てているので、この本で書かれている内容は今はすんなり入ってくる。

その当時に読んでいれば資産残高も倍とまでは言わないが、結構違っていただろう。

何しろ確定拠出年金以外はまだデイトレやっていたから。

もったいなかったなあ。

楽しみながらFIREを目指す

これからFIREを確実に目指す人は毎月インデックスファンドに積み立てて、コロナショックみたいに相場がガツンと下がった時に余裕資金で個別株を買う戦略がいいと思う。

でその個別株も放置して持っていて、次に相場が暴落した時はまた余裕資金で狙っていた株を買えばいい。

こうして基本的には投資信託でジリジリと資産残高を増やしつつ、個別株でテンバガーを狙うというのが僕が2014年から始めた戦略だ。

そんな感じで持ったままにしている株はノジマ・吉野家・伊藤忠・サイバーエージェント・ショッピファイ等がある。

古いものは2014年のNISAからロールオーバーしているので7年そのまま。

株ではないがBitcoinも4年放置。

基本的に暴落だけを避けるなんて芸当はまず無理なので、ずっと相場に居続けて、かつ暴落時には余裕資金で買い足すのが一番簡単だしうまくいく戦略だと考える。

あとがき

投資のやり方はすでに固まっているんだけど、たまにまともな本を読むのは刺激になっていい。

特に海外の投資本は単なるハウツーではなく、本質から語っているものが多いから役に立つことが多い。

日本の投資本は量が少なくて読みやすいんだけど、ハウツー的なんだよね。

それで勝てるのなら世の中投資で資産を増やした人がもっと大勢いていい。

とにかく結論を教えてくださいというニーズには日本の投資本の方が合っているんだろうけども。

実際の投資は感情が占める割合も結構高かったりするから、少額でもいいからまずやっているのがダイレクトでいい。

ポイント投資みたいなのでも全然入り口としてはいいと思う。

まともな方法を覚えてすぐ実践。

これが一番早く上達する。