一喜一憂しない
おはようございます、ねこマスタ〜です。
秋分の日は雨模様です。
さて、このところ中国発のリスクが色々出てきていて相場のボラティリティが増しています。
短期トレードの人は色めき立っているかもですが、長期トレードの視点で見るとこの手のリスクってどうなんでしょう?
リスクが起こるのは普通
株式相場を遡っていけば、これまで数々のリスクがあったことが分かります。
だからリスクが起こるのは普通の出来事です。
なので灰色のサイだ!とかブラックスワンだ!と言うのはいいですけど、それらも長年投資していれば必ず経験することです。
で、これらのリスクを全て含めた上で投資の利回りはどうなのかと言えば、ピケティさんが21世紀の資本で4%くらいとデータを出してくれています。
ピケティさんのデータは産業革命時代からのものだったりするので、十分に信頼に値するでしょう。
ということは、これまでに大恐慌時代とかブラックマンデーとかリーマンショックとかあったけれども長期で見れば4%くらいでは回るよということです。
実際4%ルールも30年間での破綻確率を出していますが、どの30年間でも資産が枯渇する確率はほとんどありません。
一喜一憂しない
小泉内閣の頃、よく野党が株価について噛み付いていて、その時に小泉総理大臣はこう言っていました。
株価に一喜一憂しない
これでいいんじゃないでしょうか。
仕事に当てはめたら分かります。
それと同じことです。
もう少し前向きなことを言うと、相場が下落してのち上昇というフェーズがあったほうが投資信託にとっては有利です。
インデックスファンドなどの投資信託は順調に右肩上がりにならなくても全く問題はなく、逆に低迷する期間があってそこで安くたくさんの口数を購入しておくとパフォーマンスが良くなります。
だから相場のボラティリティが増して、安く買える状況になるのは悪いことじゃありません。
暴落したら買えばいい
FIREを目指す人は収入から継続的に投資にお金を回していると思います。
その上で一つ考慮した方がいいのは、暴落時対応です。
結論としては
暴落したら買えばいい
です。
というのも資本の成長率が4%であるのなら、時折やってくる暴落はバーゲンセールになるからです。
なので普段から投資に資金を投入していると思いますが、暴落時のためにある程度現金を保有しておくという戦略が考えられます。
絶好のチャンスなのに手持ち現金がない!という経験をしたことないですか?
僕は何度かあります。
まあ、あまり現金を積み上げても非効率なのでその辺は考え所なんですが。
投資は資金配分が大事だというのはこんなことも関係しているんじゃないですかね。
あとがき
一喜一憂しないなどと書きましたが、かつての僕は日経平均先物で絶叫していました。
そんな状態で勝てたら奇跡ですね。
自分にはデイトレやスイングトレードも向いていないと分かって長期投資にしてからようやく結果が出ました。
デイトレやスイングでも一喜一憂しないでいられれば結果は違っていたかもしれませんが、短期になればなるほどセンスが必要です。
FIREを目指すには長期投資でも十分間に合うということは覚えておいて損はないです。