ナンバ走りと二軸走法

running

こんにちは、ねこマスタ〜です。

雨の日以外は毎日走ってます。

ここんところ、35〜36℃みたいな殺人的な暑さではないので少し走りやすくなりました。

30℃くらいだと普通に走れるようになるのだから恐い。

北海道にいる時は30℃が殺人的な暑さだった。

ナンバ走り

ナンバ走りも丸2ヶ月やってみて、すっかり身体が慣れました。

今ではナンバ走りの方が走りやすい。

やはり身体を捻らないのがいい。

捻らないといっても全く捻ってないわけじゃない。

あくまでも右足-左腕〜左足-右腕を交差する普通の走り方に比べてだ。

もっとも、身体は捻った方がストライドは出る。

ただし腕振りも大きくなって疲れる。

僕はハーフ80分切りをした時もストライドは身長比0.8くらいだったから、どちらかというとピッチ走法だろう。

なのでナンバ走りのピッチが上がる走りは自分に合っている。

軽い感じでテッテッテみたいに走る。

口ではうまく言えないが雰囲気としてはこんな感じ。

ただ靴は今履いているのは底が柔らかいので、速度を上げるのならもっと硬いものにした方がいいかな。

練習では頑張っても4分10秒くらいまでしか上げないからこれでもいい。

そのうち厚底で硬いシューズをゲットしたい。

二軸走法

水泳のクロールでは一軸泳法と二軸泳法がある。

二軸は僕が子供の頃はなかったのだが、おそらく2000年くらいにはあったようだ。

一軸は頭頂から身体を串刺しにして左右に回転させて泳ぐイメージ。

ダイナミックでストライドも大きいが身体はかなり捻る。

二軸は右肩-右足・左肩-左足の2本を軸にして泳ぐ。

両肩と両足を結んだ長方形の板が左右に揺れながら進むイメージ。

全く捻らないわけではないが、肩が入った時に自然に半身も入る感じ。

で、僕は水泳指導員の資格を持っていたので生徒さんにはクロールの一軸・二軸を教えていた。

が、しかし

今の今まで陸上で二軸走法なるものがあるとは知らなかった。

だがナンバ走りは二軸走法と非常に相性がいい。

水泳は寝ているが、それを垂直に立てれば歩きや走りに応用できる。

いっぺんに腹落ちした。

二軸走法は着地時にそれぞれ重心をかけてやる走りだと理解している。

水泳では逆に肩が入った時にキックを合わせてやり推進力を生み出す。

でも感覚的には非常にわかりやすい。

本質的な部分では似ている。

陸上で二軸走法をしている選手は短距離ではボルトだし長距離ではファラーだろうか。

一見スムーズなのだが何か違う。

遠目で見てると何となく左右に揺する走りをしている。

つまり着地時にそれぞれ重心を移している。

その方が反発力を得られてストライドが伸びるだろう。

彼らはナンバ走りをしているわけじゃないが、ナンバと二軸は組み合わせやすいので最近はこの走法で走っている。

そうすれば楽でストライドもそこそこ出る走りを身につけられるだろう。

あとがき

歳とると体力は落ちる一方なのでフォームや靴などに手をつけることになる。

正直フォームはこんなものかなと思っていた。

ハーフ80分切りを果たしたのが48歳の時だけど、これってかなり遅咲きだと思うわけ。

逆に考えるとフォームを意識しながら練習してきたからその歳で80分を切れたとも言える。

だからもうフォームで変えるところはないと思ってた。

でも楽に走るという視点で見るとまだやれることはあった。

歳を取ったなりの楽しみ方とでもいうのか。

出来るだけ長く走っていたいからね。