「信じるものは救われる」「あきらめるな」とはよく言ったものだ

life running

一カ月くらい前にインターバルトレーニングをしたら右アキレス腱を痛めました。

以前にも同じ所を痛めたことがあって、その頃のことを思い出しました。

おはようございます。ねこますた~です。

学習しないおっさんです。

僕にとって右アキレス腱は古傷といっていいんですが、また痛めました。

もっとも、故障との付き合いも長いので、それほど悪化することもなくてjog程度のスピードなら問題ありません。

今はこんな心境ですけど、かつて故障した時はもう走ることは出来ないと思ってました。

股関節を痛めた時

レースペース走やインターバルトレーニングをして股関節を痛めました。

走り始めて2年目のことです。

記録もグングン上がっていて、大幅にタイムを更新する確信があったので張り切っていたんです。

で、大会前に故障しました。

とりあえず整形外科に行きました。

とりあえずと言ったのは、整形外科に行っても別にどうもならないと思っていたから。

先生からは「右股関節がずれている。角度が浅い。」と説明を受けました。

そう、今まで学生時代から整形外科には何度か行ってますが、アドバイスはもらったことはありません。

現状がこうですということが分かるだけ。

なのでその時も特に何とも思いませんでしたね。

ただ、思いっきり走るのは無理かなと感じました。

スロージョギングはこの時に知りました。

キロ9分くらいで走るんですけど、ウォーキングの速い人と同じくらいのペースですね。

何をやっているんだろう?って思ったけど、これ以上のペースで走れませんでした。

最初の3カ月くらいはずっとスロージョギング。

その後も半年間はLSDかjogをしてました。

右アキレス腱を痛めた時

インターバルトレーニングをして右アキレス腱を痛めました。

今回といい、故障する原因は大抵インターバルトレーニングです。

いい加減学べ!

で、この時は1年近くスピード練習が出来ませんでした。

整形外科に行ってもしょうがないので、評判のいい鍼灸院に行きました。

ここは先生がマラソンをやる人なので、年配の人だけじゃなくてスポーツをする若者も多く通っていました。

1年間通ううちに鍼やツボを自分なりに覚えました。

もうダメかもしれないと思った

股関節を痛めた時は、「左右で角度が違う。右が浅い。」と言われ、「また走ると痛むんじゃないですか?」とも言われました。

現状説明プラスダメ出しって感じです。

整形外科ってホントこれ。

今後はこうした方がいいみたいなこと、一度も言われた経験がありません。

僕が今までに行った病院がこうなのか?たまたま当たった先生がこうなのか?ちょっと分からないです。

アキレス腱を痛めた時は、ネットで調べてみたんですが、アキレス腱石灰化とか出てくるんですよ。

なんでも中年以降、アキレス腱が石灰化する人が多くなるようで。

よく見ると自分のアキレス腱もちょっと右だけ太くなっていたりして、これはもう走れないんじゃ?と思いました。

今やれることをやる

最初に股関節を痛めた時は、もう走れるイメージは全然なかったです。

スロージョギングをとりあえずやっていたんですけど、一生スロージョギングしかできないかもと本気で思いました。

ただそれしかできないのでやり続けていたら、キロ7分のLSDができるようになって、さらにキロ5分のjogができるようになりました。

右アキレス腱を痛めた時は、鍼灸院で全身整体とアキレス腱周りに鍼を打ちました。

この時もスロージョギングから始めました。

ぼく思うんですよ。

あまり色々な情報を入れると逆にあきらめてしまう可能性があるんじゃないかと。

知れば知るほど、それがあきらめる理由になるとでもいうのか。

新しいことにチャレンジする時も結構そうじゃないですかね。

あまり調べすぎると、自分には無理みたいになったりしないですか?

故障で苦しんだ時はとにかく今やれることをやって、それが出来たら次にできることをやるって感じでした。

それで少しずつ前進できました。

あとがき

絶対に治すという強い気持ちを初めから持っていたわけじゃないんです。

ただ、手をつけられることが何かあるだろうと思いました。

僕の場合はスロージョギングから始めましたけど、最初は惨めな気持ちになりました。

ついこの間までキロ3分半でインターバルトレーニングをしていたのにキロ9分なわけですから。

ウォーキングの人に競られたりして。

それでも徐々に改善していって、結果的に再び走れるようになりました。

大きな故障とか経験すると、以前にも増して走る喜びを感じます。

僕が信じたのは目の前のことをやる自分で、あきらめずにコツコツやっていたら最後は治ったということです。

自分のやれることをしっかりやるのは、ホント大事なことだと身に染みて感じました。