【製造業国内回帰】日本にワンチャンあるとすれば【日米タッグ】

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おはようございます、ねこマスタ〜です。

連日タケノコ掘りや庭の木を切ったりして無職なのに結構忙しい日々を送ってます。

これにきっちり3食作り洗濯・掃除・買い物・各種手続きetcをやってたらあっという間に1日が終わります。

まさかこんな生活スタイルになるとは思ってもみなかった。

日本にワンチャンあるとすれば

さて日本。

失われた30年と言われてほとんど成長してないですけど、この先はどうなのか?

僕はもっと厳しいんじゃ?とみてます。

団塊の世代が後期高齢者になると人口の減少がハンパないですから。

このさき年間百万人以上減っていくでしょう。

人口減少は成長率を押し下げるから0%成長も厳しくなるかもしれない。

以前はもう日本は豊かだから成長しなくてもいいでしょと言ってた知識人もチラホラいたけど最近は聞かない。

世界は成長してるので、相対的に日本が貧乏になりつつあるのが多くの人に実感されたということだろう。

でこの流れは止まるのかといえば、僕は止まらないと思ってる。

だから日本円や日本株以外の資産にせっせと投資をしているわけだ。

が、しかし

ワンチャンくらいチャンスはあるかもと思う。

それは製造業の国内回帰と日米タッグだ。

製造業国内回帰

円安の流れが続いているし、以前ブログにも書いたけど長期では為替は国力を反映するものだと思っているので、この流れは止まらないと見る。

が、しかし

円安が進めば製造業が国外生産する優位性も薄まる。

元々円高で国内生産のコストが高いから海外に進出したというのもあるわけだし。

人件費の安い中国や東南アジアとか。

でも円安で国内生産でペイするのであれば、国内に新工場を建てる企業も出てくるだろう。

オペレーション的には日本人を使ったほうが圧倒的に楽なんだから。

だからある程度円安が進むと国内回帰する製造業が一定数出てくると踏んでいる。

そうなると雇用も発生するし周辺のビジネス(サービス業など)も自然についてくる。

現在1ドル130円くらいだけど、もうそろそろ国内工場を検討する会社が出てきても良いんじゃないかと思ってる。

今はTPPやFTAなど自由貿易協定が推進されているから、国内生産のデメリットは減りつつある。

ドル円150円とかなったら普通に製造業国内回帰が進むんじゃないだろうか?

と希望的観測をしてみる。

日米タッグ

日米貿易摩擦ってあったけど。

繊維に始まり自動車、半導体と日本が米国にバンバン輸出して稼いで叩かれたアレだ。

バブル期には山手線内側の時価で米国全土が買えるとかなっていた。

そりゃ叩かれるよねって気がする。

ジャパンアズナンバーワンとか言って完全に天狗になっていたから。

で当時は散々叩かれた日本だけど、今は状況が違う。

中国だ。

米国もクリントン政権時は頭おかしいんじゃないの?って政策を中国に対して取ってたけど、オバマ政権の末期にようやく中国が米国の脅威になる存在だということに気がついた。

で、ロシアのウクライナへの侵攻などもみていると、やはり組めない相手とは組めないことを自由主義国は分かったと思われる。

そうなると世界の工場になった中国に対してどうするのか?なんだけど、米国一国では対抗するのは難しいから自由主義国陣営で手を組む流れになってきている。

扱いが難しいのは台湾だ。

台湾は自由主義国陣営だけど中国が狙ってる。

だから台湾に半導体製造が集中してるのはリスクでしかない。

こんな感じでリスク分散を考えた時、先端技術で米国が組める相手って結構限られてる。

そこに日本の出番があるだろう。

以前は日米半導体摩擦なんてやってたけど、今度は最先端の半導体生産で日米が協力するだろう。

腐っても鯛ならぬ腐っても日本。

日本は衰えつつあるが、まだ技術力はそれなりに高い。

米中対立でデカップリング化しつつあるのは日本にはチャンスの可能性がある。

あとがき

日本にワンチャンあるとすればの予測で書いてみた。

あくまでもこれは希望的観測。

こうなってくれれば良いなぁというもの。

今のところズルズルと衰退が進むというのが一番あり得ると思ってる。

なぜそう思うかといえば、日本が老いたからだ。

国民の平均年齢50近いってヤバい。

これだと製造業が国内回帰しても働き手を集めるのに困る可能性がある。
日米タッグでもどれだけ人材がいるのだろうか?

大人口減少時代を目の前にして、今がギリギリのタイミングなのか既に手遅れなのかは分からない。